ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

お気に入りのポッドキャスト

海外のパルたちはオーディオブックを好きな人が多く、
耳で読書を楽しんでいる。
でも、オーディオブック、日本語で聴いても想像以上に疲れる。
自分の読書スピードが想像以上に早く、
読むのと同じ速さで聴こうと流すと30分で疲れ切った。
本はやっぱり目で読みたい!ちょっとした言葉に立ち止まったり、
スピードも自由自在!とやっぱり本は紙!とは思いつつ、
たまにポッドキャストに挑戦したくなる。

英語を書いたり、PCで打つことが私は多いので、
英語を話す機会や聴く機会はそれに比べると少ない。
たまには英語のポッドキャストでも…と思い、

あちこちのブログでおすすめされている英語のポッドキャスト
10以上は聴いた!
聴いてみなくてはわからないから、とそれぞれのところで
2つ3つ聴いてみた。
アメリカ英語にイギリス英語に時事英語に…
感想は、「なんて面白くないんだ!」に尽きる。
これを聴き続けることができるって、ある意味すごい、と
思ってしまった。

笑いのツボは人それぞれだし、
ニュースに面白さを求めるのもおかしいけれど
毎日これを聴くなんて無理だわ~というのがほとんど。
その中で、3日以上聴き続けているポッドキャストがこれ。
三日坊主は過ぎたから、紹介していいかしら?と。

www.bbc.co.uk

BBCのポッドキャストの一つ。
イギリス英語のお決まりフレーズの紹介をしてくれる。
NHKの基礎英語みたいにちょっとした寸劇があって、
その中で今日のフレーズの使用例もたくさんでてくる。
ほぉほぉ、こうやって使うのね!とわかりやすく、
アプリで聴くとスクリプトもすべて表示と親切丁寧。

どれもこれも日常で使えそうなフレーズばかりの中で、
一番、「アハハハ!!」と笑いながら聴いたのがコレ。

www.bbc.co.uk

Frenemy, Friend(友達)と Enemy(敵)の合成語で、
友だちに見せかけて敵っていう…あぁ、いるいる…。
かなりはしょると寸劇はこんな感じだった。

A:こないだの同僚の送別会、行った?
B:いなくなるの寂しいわ~、
A:えっ?友達だったの?
B:友達よ。
A:昼休憩を長くとったのをちくられて、怒ってたじゃん!
B:彼女は友達っていうよりFrenemy(友達のふりした敵)

もう絶対にこの単語は忘れない、Frenemy!

 

ほかにも目からうろこだったのが、”to be fair"、
”公平な立場で言うと”というコレ、ロンドンのパルもよく言う。
私はずーーーっと、ロンドンのパルは物事には常に二面性があって、
とよく言うので、”公平な立場で”どちらの面も語りたいから
よく使っているのだと思っていたんだけれど…
ポッドキャストで語られていた驚愕の真実。

Sometimes it's just a 'filler' phrase,something people say
a lot with no real meaning.
(時々、それはただの”つなぎ言葉”だから、
意味はないのにたくさん言うんだ)


"to be fair"は意味のない言葉扱いだったのか…。
でも、to be fair(公平に言うと)って、このフレーズを
言うだけで、なんだか公平なことを言いそうな人感がでて、
気に入って実は私も無駄に使ってたわ。

 "公平なことを思っているわけではないのに、すいません”
と思いながら使っていたけれど、
これからは気にせず使えそうです。
えっ?違う?
To be fair,this program is very useful.
(公平に言って、この番組は本当に役立つ!)

 

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やってしまった…

郵便物の中に郵便局からのメッセージがついたものがあった。

 

f:id:bitter-chocolate3:20170309201410j:image

 「お客様の郵便物は現状のまま到着いたしましたので

お返しいたします」と。

 

えっ?住所間違えた?と思ったら、名前も住所も書いてない空白の封筒!

しかも、空っぽ。

よく我が家に戻ってきたわね~と感心していたら、

裏に私の住所シール貼ってました、私が。

 

夫に、「こんなメッセージ、初めて見たでしょ?」と話すと

「すごいな。こんなメッセージ、郵便局の人も

初めて書いたんちゃうか?」と言われる始末。。。

 

空っぽの封筒(ご丁寧に自分の住所を書いて)を間違えてポストに

入れてしまった人用のマニュアルがあると思いたい。

まさか私、今頃、噂になってます?

お昼休憩のネタを提供したかも…。

「今日、空っぽの封筒が入っててさ~」と…

笑ってください…。

一応、これが”初めてで最後”になるように心がけます!と

夫に話すと、

「そんな人、聞いたことない」と言われた。

 

ちょっと郵便局員の友人に「空っぽの封筒をポストに入れる人、

たまにはいるよね?」と聞いてみなければ。

「いるよね?いるでしょ?たまにはいるよね?」と

「・・・いる」と言うまで聞き続けなくては。

 

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私を幸せにする職業

6歳の息子が
「お母さんを幸せにする仕事を大きくなったらすることにした!」
と園からの帰りに言った。
先生やお友達にも宣言してきたらしい。
「なんていうお仕事?」と聞いたら、
「お母さんが幸せになる職業がわからないの?」と質問で返された。

息子がなったら私が幸せになる職業?
「果ては博士か大臣か」っていうくらい立派な職業の
代名詞の博士や大臣とか?
「それでうれしい?」と聞かれた。

「もっとうれしくなるもの!」ということなので、
立派な職業といえば公務員や警察官、学校の先生?と聞くと、
それも違うらしい。

降参!
全くわからん!と降参したら、
「母さんは自分が幸せな時もわからないの?」と
かなりバカにされた。
「ぼくは将来、チョコレート屋になる!!」と。
園で将来、なりたい職業と理由を聞かれて
「チョコレートを食べているときの母さんは幸せそうだから
ケーキやチョコレートをいっぱい作って儲けて
家族で湯治に行く」と発表し、
”パティシエ”という言葉を先生に教えてもらったらしい。

先日、2年ぶりくらいに訪れたケーキ屋さんが
すこぶる腕を上げていた。
以前は甘さ控えめの和風テイストで、なんだか奇をてらっていて
もっと普通のケーキはないのか…と一度で懲りて
長く行かなかったけれど
「久しぶりにどうや?」と夫に誘われて行くと
チョコレートケーキがとーってもおいしくなっていた。
甘さもいいし、スポンジもしっとり私好みで、
タルトもいい感じだし…と
(いくつ食べた?!という突っ込みはナシで)
「バースデーケーキはここでいい!」と宣言したほど。
そのときに末っ子は「お母さんを幸せにする職業はこれだ!」と
思ったらしい。

なんて親思い…
ちゃんと実行されるように
契約書を作るから署名と捺印しといて!と
つい言いそうになったけれど。
長男の太郎は「チョコを食べすぎて虫歯になった母さんの
歯を直す」と歯医者志望で、
長女の花子は「小児科医希望だけれど、暇だったら老人も見てあげる」と
すでに私は老人扱いで言われた。

末っ子のチョコレート試作を満喫して、
虫歯は太郎に直してもらって、
最後は糖尿と高血圧で花子に診てもらう。
このままいけば結構、素敵な生活ができそうです。
パティシエって、本人だけでなく、家族まで夢が広がる職業だわ~。

いい人なんだけれど…と言いたくなるとき

毎月1度、定期便のように手紙を出すパルの中に
ラジオのDJをしているパルがいる。

bitter-chocolate3.hatenablog.com


彼は珍しく続いている男性パルの一人で、
ブログをさかのぼるとかかれこれ2年文通している。
こういうときに備忘録のようになっているブログは便利。

悪い奴ではない。
人畜無害というか決して他人に危害を与えない、
いつも穏やかで、温かく、そんな彼なのだけれど
たまにため息がでる。

今回の手紙も、つい「はぁ…」とため息をついてしまった。
彼は敬虔なクリスチャンで、せっせと私にも教会のパンフレットや
教会の名刺のようなものを同封する。
今回も

「幸福が君を待っている!
ぜひ、ここを訪れてほしい!」

という内容の教会のちらしを同封していた。
”ちらし”とスーパーのちらしと同じ扱いをしてしまったけれど、
私には”広告”にしか見えない。
何度も、”宗教には興味ないから、別の人に配ったら?”と
これ以上に直接的な言い方はないでしょ?と思うくらいの
強い表現で言ったつもりなんだけれど、
粘るね、あんたも…と同封されているパンフレットにため息が出た。

苦境の中、宗教や信じることが一縷の望みになっている人の
宗教まで否定しようとは思わないけれど、
いまの私には宗教は必要ないの、と何度も言っているのに。
ロンドンのパルやアメリカのパルたちに
なんて伝えたら、彼は私の宗教に対する思いを理解してくれるのかしら?
と英語での表現方法を聞いたら、
「それはもう英語の話ではない。」と言われた。
宗教さえちらつかせなければ、いい人なんだけれどなぁ。

 

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『米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす』

 サウスカロライナのパルに「日本について勉強するのは良いけれど
読んでいる本が古すぎない?」と言ったら、
「じゃあ、おすすめは?」と聞かれた。

おすすめは…『米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす』。
原題は”Pretty Good number one"

 

米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす

米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす

 

 

と紹介しておきながら、実は読んでなかった。
2014年に在庫なしが続くAmazonから手に入れたときの達成感!
そのまま放置してました。
3年ぶりの封印を解くのはいまでしょ!と読み始めた。

『英国人一家、日本を食べる』の二番煎じ、は言い過ぎにしても
同じようなスタンスで日本を語るのかと思って読み始めた。
『英国人一家…』は、かなり食に詳しいイギリス人が
日本の高級旅館やふつうの一般庶民は行かない、
行けない店が多く、ほぉ~っと思ったり、よだれが出たり、
一家で日本を旅行している割には家族の存在は薄め。

『米国人一家…』は、東京都中野区のアパートに家族で
一か月滞在した旅行記?滞在記。
たまに1800円のうな重がでてきたりするけれど、
チェーン店のたこ焼き、サーティワンモスバーガー
はなまるうどん、と庶民的。
そして、娘のアイリスちゃんがあちこちで友好的な親善大使の
役割をしたり、一緒に日本食を楽しんでいることが
あちこちに出てくる。

著者が日本文化で驚かされることは、そのまま
アメリカに行って日本人が驚かされることなのだろう。
子どもが一人で電車に乗ったり、
一人で買い物に行ったり、
公園まで行かずに路上で遊んだり、
へぇ~、アメリカでは違うのか、と逆に読んでも楽しめた。

ロンドンのパルに『英国人一家…』(原題はSushi and Beyond)を
紹介したら、イギリス人のユーモア炸裂で面白かった!と
言っていた。
『米国人一家…』もアメリカ人におすすめできる日本旅行の本。
我が家が海外旅行をしたら、きっとこんな感じになりそう。
どこかでゆっくり現地の生活を楽しみつつ、
食べて、食べて、食べて…あぁ、楽しそう。

 

Pretty Good Number One: An American Family Eats Tokyo

Pretty Good Number One: An American Family Eats Tokyo

 

 

 

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10代のこどもたち

 

アメリカのパルから手紙が来た。
彼女はいつもタイプレターだけれども、
読みにくい文字に四苦八苦するよりは、タイプレターのほうがいい!

彼女は現在子ども3人が10代。
お互いに連れ子を連れての再婚カップルで、
最初の手紙で誰と誰が私の連れ子で…と読んだ気がするけれど
もう誰が誰の連れ子だかわからないほどに平等に手紙の中でも
書かれている気がする。
どちらも3人ずつの連れ子で、現在は子ども6人。

その中で、3人が10代後半で、
長男は勉学に励むマジメ、次男はモテ期。
長女は…

M is a typical teenager girl righ now,
and ohhh...
sometimes I want to pull my hair off with the
mood changes.
(Mはいま典型的な10代の女の子で、

はぁぁぁ、、、
時々、私は髪の毛を引っこ抜きたくなる)

pull someone's hair out:いらいらして頭をかきむしる
の変形バージョン?
いらいらして、きぃ~!!と自分の頭をぐちゃぐちゃにしたくなる
そんな日々らしい。
うわぁ…10代の子どものいるママって、大変そう。
我が家も5年後には10代のこどもが3人。
想像しただけで憂鬱になるので、想像もやめておこう。

モテ期の次男くんは優しい穏やかな性格のようで、
それでいて女性がおいておかないタイプらしい。
私の周囲にいなさすぎて想像できません。
なんでも元彼女は超ゴージャスだったらしいのだけれど、
性格に難アリ。
いまの彼女は性格はすごくいいのよ~ということなのだけれど、
元彼女は復縁を迫っていて、次男君は二人の女性の間で揺れ動き、
「若いから、女性を見る目がなくて、
自分がどうするべきかわかってない」と
パルは次男くんに温かい目で、”今の彼女推し”しているけれど…
これ、新旧どちらの彼女にも失礼な男だなぁ、と
私は読んでいて思ってしまった。

うちの息子が同じことをしていたら、
「どっちの彼女にも失礼すぎるわ!!」と私なら怒ってしまいそう。
いや、そんな揺れ動く男なんて、別れておき!と
彼女に忠告しておくかも。

 

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エマ・ワトソンとフェミニニズム

 エマ・ワトソンが胸が見えそうな状態の写真を撮ったことで
フェミニストから偽フェミニストだと批判を受けているらしい。

www.huffingtonpost.jp

私はフェミニストだけれど、
エマ・ワトソンを偽フェミニストだとは思わない。
(しかし、みんな偽者を作り出すの好きだな~と思う。
偽本好き然り。

bitter-chocolate3.hatenablog.com

私は本物よ!と証明することのほうが大変で、
私は偽物で結構です…と思ってしまう省エネな人間になってきた)

 

胸を見せたい?どうぞどうぞ~としか思わないけれど。
ノーブラだろうと胸を見せようと、
胸が見えそうで見えない状態だろうと
あなたがしたいと思ったことをすればいい、
女性の性に縛られずに自由に生きる、
それが私にとってのフェミニズムだわ、と改めて思った。

便所が汚いイメージがついてトイレへと言葉が変わり、
いまはパウダールームだか女性用休憩室だか知らないけれど、
フェミニズムもイメージが悪い。
一言、「フェミニスト」だって言っただけで
そのあとは言動をこんなに制限されるなんて。
フェミニストはこうあるべき!なんて誰が決めたのやら。
みんなの中にそれぞれのフェミニストがあっていいだろうに。
良いと思うことはそれぞれの価値観で違うとわかっているのに
フェミニストは画一的って、なんで思えるのかしら。

私の思うフェミニズムは決して女性優位主義ではない。
ジェンダーを超えたもの、というほうが近い。
女性ということで期待されるものから自由になる、
自由になりたいと思っている人は、
男性が男性として期待されることを期待しない。

フェミニストと胸を主張することに対立はないと
若いのに言えるエマ・ワトソンはすごいと心底、思う。
ええ、全くの皮肉もなく。
私は専業主婦をすることが
ものすごく長い間、葛藤とストレスの元になった。
そんないまの私は、”リベラルフェミニスト”が近い。
っが、日本ではラディカルフェミニストが多い気がする。
リベラルフェミニストは性差から自由になろうとするのに対し、
ラディカルフェミニストは女性を苦しめるのは男性社会や
男性だと対立路線。
私も一時期はラディカルフェミニストだったけれど、
「俺まで攻撃対象か?男っていうだけでひとくくりにすることに
抵抗はないのか?」と当時の彼、いまの夫に言われ、
確かにねぇ~…と思った。

いろんな人がいる、いろんな女性がいて、いろんな男性がいる、
いろんな人がいるから世界は面白いのよ。
フェミニストはこう!と画一的だったら
世界は面白くないじゃない。
ストリッパーのフェミニストもいるだろうし、
弁護士のフェミニストもいるだろう、
それぞれが自分の中で大切にしている思いがある、
それではダメなのかしら。
エマ・ワトソンフェミニストか?と聞かれたら、
本人が「フェミニスト」って言う限り、そうだと思う。