ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

日本語ではなんていう?

アメリカのメル友と小児科医の話になった。
「次郎君のかかりつけ医のbedside mannerはどうですか?」と
日本語で聞かれた。
bedsaide mannerという単語を初めて聞いたので、
一瞬、考えてしまった。
次郎は入院するほどの病気ではなくて、と話したら、
bedsaide mannerというのは医者の態度を示す言葉で、
入院の有無に関係なく使うらしい。
日本語ではどう言う?と聞かれたけれど、
”医者の態度”以外の言葉が出てこない。
医者の良い態度、といえば、「親身になる」なのかしら。

我が家のこどもたちのかかりつけ医はとても親身になってくれて
聞き上手で、待っている人が多くても説明を厭わない。
2時間待ちの3分診療に慣れていたとき、衝撃を受けた。
ただ、そこの小児科医に出会うまで、
引越しをしたこともあり、4つの小児科を巡った。
どれだけ親が納得して薬を子どもに与えられるか、
医師とコミニケーションがとれるか、
長時間待つだけの意味がある診察をしてくれるか、
ということが私にとって小児科では重要なことがわかった。
保育士も小児科医もこども相手の職業のようでいて、
実際は親との相性が大きい職業だと思う。
ちょっとしたドクターショッピング状態になっていたかもしれない、
と彼に話した。

Doctor shopping,より良い医者を求めて病院を点々とすること、
と日本では言われているけれど、
「アメリカではそういう意味では使わない」と言われて、
えっ?和製英語?と思ってしまったけれど、
英語でもdoctor shoppingと言うらしい。

ひとつの症状であちこちの病院を巡り、薬をたくさんもらい、
それを闇で売ったり、自分で大量摂取したりすることを意味するらしい。
最近のアメリカでは深刻な問題のひとつとなっているとか。

「日本語では、これをどう言う?」
「英語ではこれをどう言う?」
と、聞き合うことが多いけれど、たまに「…そんな日本語あるかな?」と
しばらく悩んでしまう英語がある。
最近は"meet cute"。
恋に落ちそうな出会いのときに使うらしい。
街でぶつかった女性に”meet cute"と映画でよく使われる言葉らしいけれど、
これに合う日本語?
一目惚れ(Love at first sight)とは違うらしい。
トキメキ?胸きゅん?
恋人に初めて会った瞬間や状況を示す言葉のようで…一昼夜悩んで、
「ビビビだね!」と伝えておいた。
ビビビ婚も含めて紹介、説明したけれど…
「ビビビですね!」なんて恋の出会いを説明をしているアメリカ人がいたら
私のせいです…。

 

 

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エムグラムをやってみた

エムグラムをやってみた。

check.m-gram.jp

 

こんなん出ましたけれど…。

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当っている…のか?

エムグラムは超精密性格診断で、私を構成する8つの要素、
ということで、とーっても長い質問の行き着く先に
でてきた答えがコレ。

 

メイさんは、自分の意見を強く持っており大胆な決断ができる人である、
他人の考えや心境を感じ取り適切な行動ができる人である、
物事を冷静に受け止め行動できる人であるといった印象を与える性格です。
比較的マイルドで刺激的ではない性格なので、
多くの人から受け入れられ易い性格といえます。

もし、性格面が短所として現れると、
感情を受け止めてくれず冷たいことがある、
対人関係においてストレスを抱えやすい、
少々心配症過ぎることがあるという印象を与えることもあります。

対人コミュニケーションの観点では、
他者の心理や感情を感知し汲み取る力に長けており、
他者の感情的または情緒的な心理の変化や動きを捉えることを得意とします。
対人感受性が豊かで他者に配慮や気遣いをし、
良好な人間関係を構築することができます。
一方で、感情優先の非論理的判断をしてしまったり、
優先順位をつけるのが苦手な一面もあります。
他者の気持ちをないがしろにしたり、
理不尽な発言が多い人にはストレスを感じやすいので注意が必要です。

 

当っているのかどうかわからないけれど、
唯一、それは確かに!と思ったのは、最後の一文。
「他者の気持ちをないがしろにしたり、
理不尽な発言が多い人にはストレスを感じやすいので注意が必要です。」

 

「なんで、あの発言ができるのかわからない!!」と
確かによく怒っている気がする。

かなり合理主義と心配性、腰が重いのは認めるけれど、
私は保守的なのか???と疑問で頭がいっぱい。

 

 

手ぬぐいを買い足す

夏といえば、手ぬぐい!
こどもたちの小学校は夏はハンカチとは別に
タオルを持参することになっている。
主に首からぶら下げておくタオルなので、
女の子たちはかわいいキャラクターもの、
男の子たちはスポーツメーカーのもの、が主流。

そんな中、我が家の子どもたちは手ぬぐい。
りらっくまのタオルでも買おうかと思っていたら、
「花子は手ぬぐいがいい!」と1年生のときから手ぬぐい。
薄くて、軽くて、乾くのが早いから、と。
花子が生まれてから手ぬぐいラブになった我が家、
使い始めは、少しかたく、しばらく使うとやわらかくなる。
温泉旅行に行くときなど、タオル10枚持参はかさばるけれど
手ぬぐい10枚持参はかさばらない上に乾くのも早く便利。

最近の手ぬぐいはデザインも豊富でかわいい。
私のお気に入りは濱文様。

www.hamamo.net

花子が手ぬぐいを使っていたら、いろんなところから
声がかかるようになった。
小学校で先生に「花子ちゃん、いつも濱文様ですよね。」と
声をかけられ、「実は私も…」とハンカチ代わりの手ぬぐいを
見せられたことも。

私の鞄にも常に2枚の手ぬぐい、こどもたちが毎日1枚ずつ、
夫も毎日2枚の手ぬぐい使用…ということで、
手ぬぐい大活躍の季節がやってきたので、買い足した。
季節ごとに新しいデザインがでていて、
ついつい買い足してしまう。
今回は厳選して、これ。

f:id:bitter-chocolate3:20170627121437j:image

 紺が涼しそうに見えるわ~とご満悦。
かさばらないし、乾くのが早い手ぬぐい、
こどもがいるママさんにはおすすめ。

 

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花子、初めてskype英会話してみる

日本在住のアメリカ人パル、サラに
「うちの花子の英会話練習をちょっとしてくれない?」
と頼んでみた。

"Of course! I would love to help!"
(もちろん!手伝うわよ)

と二つ返事でしてくれることになった。
どんなことをすればいいの?
花子の英語レベルは?と聞かれた。

花子の英語レベルは一般的な小学生…つまり、ほぼ話せない。
だから、30分とか1時間、英語でしゃべり続けることは不可能なので、
10分でいいんです!
毎回、フレーズを決めて、
それを使って単語を増やすくらいが希望。
という希望を伝え、Skypeでレッスンすることになった。
「できる限り、毎日しよう。10分を毎日のほうがきっと意味がある」と
彼女も言ってくれた。

さて、第一回目を先日、行った。
毎回、必ず聞くフレーズをサラと決めた。
”What did you do today?"(今日は何した?)
と必ず聞いてね、とお願いし、花子と必ず聞かれるからと
回答を予習。
その日は校外学習に出かけた花子にschool trip(校外学習)と
教えた。

自己紹介で5分は持つだろうと思ったのに、甘かった。
20秒で終了しました。

Hello,I'm Hanako. Nice to meet you.
-Hello Hanako,I'm Sarah,nice to meet you,too.

その後はサラが「学年は?」「今日はなにした?」と
いろいろと聞いてくれたものの、単語のみで回答。
単語のみなので、会話は広がらず、その後、沈黙。
それはもはや会話ではない…と聞いていて、私がつらい。
テレビ局のADよろしく、ノート片手に「質問して!!」と
書いて花子に見せるものの、「無理!!」と笑顔で目が笑ってない。

サラが”Do you like Manga?"(漫画は好き?)と聞いたので、
”Yes!"と答える花子。
Do you like ~?は「~が好きですか?」というのを思い出したようで、
”Do you like strawberry?" と、ここからは怒涛の質問攻撃。
ええ、ただ、”Do you like~?”を使っているだけですが、
ちょっとコミニケーションになってきただけで感激。

そんなとき、花子がサラに"Do you like Nattou?"と聞いた。
サラ、しばし沈黙の後、「イ…イエス」。
それはNoやろ!と花子、つい日本語で突っ込む。
サラも”I've heard you play piano very well. Do you like piano?"
(あなたがピアノ上手って聞いているけれど、ピアノ好き?)
花子、しばし固まった後、「イ…イエス」。
私がいたから本音が言えず、建前が出たようですが、
もう嘘バレバレのイエスにサラも爆笑。

Do you like~?に飽きたところで10分経過しようとしていたので、
「何時にいつも寝るの?」と私がサラに聞くと、「9:30」と。
なんでそんなに早いの?起きるのが早いの?と聞くと、「5時」らしい。
これらの会話を英語でしていたら、花子も時間はわかったらしい。
花子が時間を英語で言えるなら…ということで、
「何時に寝るの?」「何時に起きるの?」「何時に家を出るの?」と
怒涛の質問をサラがしてくれて、時間はきっちり言えていた。
時間と数は言えるのかと思ったら、学年を聞かれて
元気よく”Five!”と答えていた。
いや、"Fifth" って、せめて言ってほしかった…。

最後に”It was nice talking to you!"と花子が伝え、
”It was nice talking to you,too!"とサラが答えていた。
私のLineには”It was really fun!"(本当に面白かったわ!)と
サラからメッセージが来た。
たった10分の英会話だったけれど、意外に得たものは大きい気がする。

サラとはLineで次回の単語やフレーズの話をした。
大人たちはかなり入念な打ち合わせや計画を立ててやっているというのに、
なかなかうまくいかない英会話が面白い。
教育や対人のことって、思い通りに進まないから面白い!と
思える余裕が大切だな、と思う。

 

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アメリカですでに有名な日本語


「日本って、まだ黒板使ってるの!?」とイランの
ファーちゃんに驚かれた。
えっ?日本だけ?とアメリカやカナダ、フィンランド
すぐに返信がくるパルたちに聞いてみた。
すでに時代はホワイトボードでした。
そんな中、アメリカのパルはsmartboardよ、と。
スマートボード、電子ボードでした。

いや、黒板なんて、どうでもいい。

問題は、”連絡帳”です!
小学校によるけれど、欠席連絡は”連絡帳”で行われる。
兄弟がいる我が家は「連絡帳書いたからよろしく~」で渡せばいいので
いまは楽チンですが、小学校に在籍している兄弟がいない場合は
集合場所までダッシュ(朝は一秒も無駄にできない!)して
登校班のこに「よろしく~!」とお願いする。
登校班の子にお願いすることは苦にはならなかったけれど、
欠席期間が長引くと、連絡帳の挨拶に苦労する。

「おはようございます。いつもお世話になっています。」
からはじめるアレ。
先日は次郎が4日連続欠席した。
文系の性か「同じ文章や単語の使いまわしは語彙力のなさを露呈する」という
強迫観念がこびりついているため、
同じ文章は同じページに書きたくない。
しかし、3日目には、明日も次郎が欠席だったら、なんて書こう…と
ほんっとうにどうでもいいことに頭を悩ませていた。
「きっと挨拶文は先生も流し読みだから、”いつもお世話になってます”一辺倒」
という人が多かった。
私がこーんなに必死に(求められてないのに)挨拶文を日々変えているのに
そういえば、先生の返事は同じフレーズだった。
先生も思ったかもしれない、毎回書くこれ、「コピベしたい!」と。
メールならできるのに~!!と、各国のパルたちに
学校への欠席連絡はどうやってするの?と聞いてみた。

想像通り、Eメールでした!
そんな中、アメリカのパルが言った。
「こどもたちの学校では先生とのコミニケーションにアプリを使って
やっているのよ。先生はこどもたちの成長具合をそのアプリで
アップデイトして、親もコメントをしたりできる」と。
そのアプリの名前、ClassDojo.

www.classdojo.com

ClassDojo?!

アメリカの小学校で9割使用されているというこのアプリ、
彼女のこどもたちのをスクリーンショットで見せてもらったけれど
時代を感じた。
うちの子たちは未だに私がこどものときと同じ連絡帳なのに。
どっちが先生にとって楽なのかしら?と思ったり。

アメリカの小学校でそれだけ利用されているなら
Dojoはもうsushiと同じレベルでアメリカで認知されている日本語かと思いきや
dojoの意味をアメリカのパルも知らなかった。

こんなところで日本語に出会うとは。

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いままでで一番まともなアドバイス

アメリカのメル友が書いていた。
彼の中学生の娘さんが「お父さんがくれた一番よかったアドバイス」は、
「お店はいつ潰れるかわからないから、行きたいときに行くこと!」
だったらしい。

東京の彼のお気に入りの天ぷら屋さんが潰れたことを娘さんに嘆くと、
そのアドバイスを言われたらしい。
「いつまでもあると思うなってことですね。」と。
あぁ、私もお気に入りのトンカツ屋さんが潰れて…と
閉店した食べ物屋さんで盛り上がった。

アメリカのメル友も、まさかそのアドバイス
「いままでにパパがした一番よいアドバイス!」と言われるとは、
ちょっと悲しい…と思いながら笑ってしまった。

私も小5の花子に「お母さんがあなたにした今までで
一番よかったアドバイスってなに?」と聞いてみた。
それはもう自分のことは棚に上げて、いろいろ言ってきた。
「優先順位をつけて、やっつける!」とか
「夏休みの宿題を制するものが夏休みを制す!」とか
(ええ、私は一度も夏休みを制したことがないですけれど!)
「失敗は成功の母」とか…

小5の花子、しばらく考えてから言った。
「死んでいる人より生きている人のほうが数倍怖い!」というのが
私がいままでにした一番マシでよかったアドバイスらしい。
「幽霊なんて全く怖くなくなった」そうで…
それはよかったけれど…
お母さん、いろいろ、いーろいろ言っているけれど、
言ってきたけれど、それが一番役立った?とショックを受けた。

ちなみに、お父さんは?と夫が聞いた。
自動販売機にお金を入れる前におつりのところに
お金がないかチェックする」だった。
・・・こどもに何を教えてるの!と血圧が上がった。

アメリカのメル友のこどもが覚えていた”パパの一番まともなアドバイス”、
笑える立場ではなかった…。

 

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黒板を使う理由

イランのファーちゃんに遅ればせながら、
末っ子の入学式の写真をLineで送った。
入学式は日頃の行いが悪かったのか、雨男、雨女でもいるのか
生憎の雨。
「そういえば、園の行事も雨で延期になったわね、この学年」
「どこかに強烈な雨男か雨女が…」とママさんたちで囁きあった。
台風か!!という土砂降りでしたから。

そんな生憎の雨だったので、ランドセルを背負って
「入学式」と書かれた看板の前で写真撮影は無理だったので、
きれいに飾られた教室の黒板の前で写真撮影をした。
子ども一人ずつ撮影していたママさんもいたけれど、
「次郎君も一緒に!」と仲良しママに言われ、次郎も一緒に。
「あやめちゃんも一緒に!」となり、
そばにいた担任の先生にも「先生もよろしかったらお願いします」と
次郎の入学式の写真は飾られた黒板を背景に
クラスメート3人と笑顔の担任の先生。
みんなピカピカのカラフルなランドセルを背負っての記念写真。

この写真を見て、イランのファーちゃんが驚いていた。
「チョークなの?黒板なの?いまどき?
これは、メイが田舎に住んでいるから?
イランは小学校からホワイトボードよ。」と言われる。

私が学生のとき高校までチョークと黒板をずっと使っていたよ、
大学はホワイトボードの教室もあった、と話すと
「日本ではまだ黒板が一般的な理由は何?
なにか教育的な理由があるの?」と、
教員をしているファーちゃんに質問攻めにされた。

黒板とチョークに固執する理由?
それはやっぱり…から先が思い浮かばない。
飛ばすにはペンよりチョークがやりやすい?
チョークをぽきぽき折るかどうかで先生の筆圧がわかる?
小さくなったチョークを大事に使うかどうかで
先生の性格が垣間見えるから?

次回、学校に行ったら先生に聞いてみようと思うけれど、
多分、「そこに黒板とチョークがあるから」っていう理由しかないような。
それとも”隠された”、一般人には知らされてない
教育的観点からの理由があるのかしら?!

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