ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

カフェ併設の本屋

近くに大型本屋ができるらしい。
そこにはカフェ併設だそうで、未購入の本を持ち
購入したコーヒー片手に読書ができるらしい。
私も何度かそういう本屋に行ったけれど、私にはくつろげない。
未購入本を汚したら???と心配になるので、
私は購入してからコーヒーを買いたいし、
買った本は家でゆっくり読みたい。
ざわざわしたカフェでなんて読めない。
それでも、大型書店は大歓迎!です。

子どもの頃、将来の夢を聞かれると、
「本屋の中にアイスクリームショップを作る」と言っていた。
本もアイスクリームも好きだったから、両方あれば最高!と
思っていたものの、
「本が汚れるでしょ」と、いろんな人に言われたけれど…
子どもの頃の私、いいところに目をつけていたんじゃない?と
カフェ併設の本屋がたくさんあるいま思う。
コーヒーよりアイスのほうが回転率も高そうだし、
やっぱりアイス併設の本屋もあればいいのに。

そんな話をアメリカのメル友にした。
アメリカにもカフェ併設の本屋はありやなしやと。
アメリカのメル友曰く、最初はBarnes & Nobleだと思う、
というので、そのBarnes & Nobleを画像検索して見た。
ひょえぇ~!!
スケールが違う!

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/58/Barnes_%26_Noble_Interior.JPG

アメリカに行ったら、ここに行こう!と固く決意した。

 

 

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梅田で冒険!

三連休、あちこちで楽しく過ごされた人も多い中、
私は帰省して熱中症になった。
丸二日間ダウン。

ちょっと暑い?と思いながら台所で料理を手伝っていたら
頭痛がしてきて、
「これはまずい気がする…」とエアコンの効いてない部屋で
横になっていたら、
あれよあれよというまに頭痛に吐き気で…
休日診療の病院に電話したら、年齢を言ったら
「じゃあ、まずは水分とって休んで」と言われて終了。

復活しても頭痛だけはしばらく残った。
熱中症、あっという間になる!しかも、しつこい!
それなのに、夏休みにはプール当番(屋外に2時間)もあれば
大阪でフィンランドのパルと会う、という予定も。
この暑さに大阪を観光していたら、私、絶対に熱中症になる!
また二日間倒れる…と心配になり、
策を練った。

いかにして屋外へ出ないか!これに尽きる。
そして、フィンランドのパルと私の予定は
「喫茶店でお茶する」だけなので…
フィンランドのパルにwhatsapp(Lineのようなもの)をした。

「梅田のダンジョンを冒険しようじゃないか!」

”梅田のダンジョン”は梅田の地下街のことで、
アリの巣のように張り巡らされた地下街は迷うこと必須!
大阪歴10年の友人が「私は上に上がる派」と、
そもそも地下街を制覇していなかったり、
最近、梅田で乗換えをした夫が
「ネットで乗り換え案内動画を見ながら行動」と言っていたり、
とりあえず、迷うらしい。
私もHPをチェックして、よだれがでそうになった。
「どこで食べる?どこに寄る?」と地下街で食い倒れできそう。
熱中症になりやすい私はモグラのように地下街から出ない!と
フィンランドのパルにも宣言し、
「梅田を一緒に冒険しよう!」とフィンランドのパルもノリノリ。

っで、私たちはどこを目印に集合すればいいの?と
大阪在住の友人に聞くと、「中央改札口」と言われた。
「動くと迷うよ!」だそうで…
早く着いて、ここのパン屋で軽く…なんて言っている我が家、
果たしてパン屋から中央改札口まで戻ってこれるのか!?

 

 

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『ゴーン・ガール』は怖い!

アメリカでライターをしているメル友に読んでいたミステリーが
とてつもなく面白くないことを愚痴り、
面白い本はないかしら?と聞いたら、
「最近のliterary sensation(文学の旋風)」と紹介してくれたのが
"Gone Girl".
邦題もそのまま『ゴーン・ガール』。

 

ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)

ゴーン・ガール 上 (小学館文庫)

 

 

 

ゴーン・ガール 下 (小学館文庫)

ゴーン・ガール 下 (小学館文庫)

 

 ある日、妻が失踪し、夫に疑惑の目が向けられる…
というところからストーリーは始まる。女性作家らしい細やかな心理描写、
結婚五年目の倦怠感、こうなるハズではなかった、
というそれぞれの事情も含めて丁寧に描写される。
それなのに、感想は「怖っ!!」としか出てこない。
ジャンルはミステリー?サスペンス?ホラー?
いやいや、サイコ!!

上下巻に別れていて、最初は”お茶漬け”感覚で読んでいた。
「一応、薦められた本には目を通さなくては。さくさくっとね」と
お茶漬けをかきこむように読み進めると、
夫の浮気に若い愛人の存在、失踪した妻の妊娠、
そしてその事実を知らない夫、大量の出血、経済的に困窮する妻の両親と
もう気分はお子様ランチ!
ハンバーガーもエビフライもチキンライスも、
ありとあらゆるものを詰め込みましたよ!というストーリー。
これだけ詰め込むと空中分解して収拾がつかなくなりそうなのに、
意外なほどあっさりとネタ晴らしをされ、
そして、結末を迎える。

まだまだ後ろがこーんなに残っているのに、
こんなところでネタ晴らししてよかったの?と思いながら
読んでいると、線路は続くよ、どこまでもではないけれど
恐怖は続くよ、どこまでも。
ジェットコースターで上りつめたところがネタ晴らし。
そこから急速に降下するわけではなく、また
ガッタンガッタンとゆっくり降下していくことで恐怖倍増。

この結末はさしずめ「ブラックコーヒー」。
濃いブラックコーヒーをシロップもミルクもなしに飲まされたような
「結婚怖い。大人って大変。苦すぎる…」という読後感。
カップルで観に行く映画ではない。

いまのところ今年一番のおすすめ、『ゴーン・ガール』。
アメリカのメル友によると、『ゴーン・ガール』以降、
二番煎じ、三番煎じが続いたらしい。
いや、もうサスペンスもサイコも今年はもういいかも。

 

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手紙がテーマの本

夏休みがやってくる。
夏休みといえば、読書感想文!
去年太郎は読書感想文の出来を先生に褒められ、
”学校推薦”でコンクールに出品された。
そこから上には行かなかったけれど…。
全く先生も学校も手を加えなかったので、
それはもう、想定内の結果だった。

「今年も頑張る!」と太郎はすでに燃えていて、
あれ?頑張ったのは太郎だったっけ?とわからなくなった。
いや、書いたのも考えたのも太郎!
単語も太郎の言った言葉なので、
「そこは言い換えて~!!ほかの言葉では?」と
何度も何度も聞いたり、
「そこはもっと詳細に語ってみて!」と言ったり、
あの読書感想文には1週間かけましたけれど…。
そんな夏休み、「今年は何で書く?」と聞かれた。

今年のテーマは”手紙”でいきたい!と密かに思っている。
手紙…といえば、この本!!という本が2冊あるものの、
それは高学年用と低学年用。

低学年の”手紙”といえば、これ!

私の子どものときも教科書にも載っていた話で、
こどもたちの教科書にも載っていて、本読みを聞きながら
「ええ話や~」と思った。

ふたりはともだち (ミセスこどもの本)

ふたりはともだち (ミセスこどもの本)

 

『おてがみ』 お手紙を受け取ったことがない、と友達のカエルに聞き、
お手紙を出すけれど、配達人はカタツムリで…という話。

 

高学年には向田邦子

眠る盃 (講談社文庫)

眠る盃 (講談社文庫)

 

 『字のない葉書』

小学校高学年にはちょっと早い?
これも教科書で最初に読んだ気がする。
初めて読んだときは胸がきゅーっとなって、
平和がいい!戦争反対!という悲惨な絵本や本もたくさんあるけれど、
親と子が離れて暮らさなかった時代や状況があった、
その時代の親心や子どもの思いがハガキだけで伝わってくる。

小学校中学年の太郎には何を読んでもらおうかと頭を悩ませている。
太郎は「学校の怪談で読書感想文を書きたい!」と言い、
花子に「怪談の読書感想文、難しかったから!」と
止められていた。また読書感想文の季節がやってきた…。

 

 

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筆記体に燃える

私だけでしょうか、筆記体で手紙がくると俄然、燃える。
「読んでやろうじゃないの!」とまず最初に火がつく。

筆記体でも美しい人と美しくない人、
教科書のようなわかりやすい筆記体の人、
崩しすぎて、自己流すぎてこの単語は…と類推適用がいる人、
とそれぞれで、
そのすべてを含めて、「筆記体とは、挑戦的な!!」と燃えてしまう。

ラジオDJのパルは読みにくい代表のほうの筆記体で、
忙しくなればなるほど崩した筆記体で、5分で書き上げました!という
流れるようなミミズ…ではなかった、筆記体の手紙がくる。

先日、ポスクロつながりでハガキをもらったカナダの女性から
「文通しませんか?」とメッセージが来た。
ハガキの裏面には読みやすい文字が書かれていたので、
「喜んで!」と返信し、
私がファーストレターを書いた。

そして、本日、筆記体の返事を受け取った。
筆記体か…読みますとも!」と気合を入れて読んだけれど、
拍子抜けするほど読みやすい筆記体だった。
それともファーストレターの返事で描かれていた単語が
推しやすいものばかりだったからかしら。
いやいや、きれいな部類に入る筆記体だと思う。
その手紙を読み終わったら、封筒の奥に折り畳まれた追伸があった。

P.S.Please let me know if you'd prefer I use print
in my letters,instead of cursive.
It was too late to change by the time I realized my cursive
might be horrible for you to read!
Really sorry if it is.

(もし手紙を筆記体より印刷したほうがよかったら教えて。
今回は気づくのが遅くなって変えることができなかったけれど、
私の筆記体はあなたが読むには大変だったかもって気がついたの。
もし、読みにくいなら本当にごめんなさい。)

”追伸”の効能を最大限に活かした追伸を久しぶりに見た気がする。
私の最近の追伸なんて、
「追伸:最近はチョコよりアイス食べているの」とか
「追伸:暑くて外に出られない」とか、
わざわざ”追伸”にする必要の無いものばかり書いていた、
と反省。

 

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海外旅行へ!

海を渡って海外旅行!飛行機ではなく車の旅で。


旅の目的地はイタリア…ではなく、
陶板で原寸と同じサイズの絵が並ぶ日本一入館料が高い美術館、
大塚国際美術館

o-museum.or.jp地下3階、地上2階で、全長およそ4km,
平均滞在時間2時間だそうで、
我が家は小1~小5の子どもがいるので、
2時間滞在すれば御の字?と思いながら行ったけれど、
実際の滞在時間は3時間超。

ミケランジェロ最後の審判の迫力にまず圧倒された。

f:id:bitter-chocolate3:20170709201027j:image

 

「これ見たことある!!」という絵の数々。
「なんで古代ローマ人はこうも裸に近い格好なの?」
「この人、舞台俳優だって。これがこの時代のイケメン?」
という古代の絵画を見て、
ルネサンス時代の絵画は「世界史の資料集で見た!!」の連呼を
私はしていた。
原画サイズの陶板、迫力がすごくて、つい座り込みそうになるけれど、
あちこちに椅子があって、
座って鑑賞している人も多い。
磔にされているキリストの絵や異端審問の絵など、
宗教的な絵も多かった。

そして、現代アートは「わからない…」
「これのどこがいいのかわからない。」
「これを描いた人がすごいのか、評価した人がすごいのか。」と
わからなさすぎる現代アートを前に子どもたちも苦悶。
小5の花子はピカソのゲロニカを見て、
「ちょっとこのひどい手相はないわ!」と手相を見ていた。
絵が大きいと、いろんなことが見える。

夫はゴッホの『オーヴェール教会』の前で釘付け、
小5の花子はジョージ・スタッブスの『馬と川のある風景』、
私はリッカルド・ベリ『北欧の夏の宵』

f:id:bitter-chocolate3:20170709160459j:image

ムンクの叫びの前でこどもたちはムンクの叫びと同じポーズで
写真を撮ったり(撮影可の美術館!)
「これが好き」「あれが好き」と言い合い、
芸術に触れた3時間。
帰りは歩きつかれて足が痛くなるかと思いきや、
首が痛い…。大きい絵を見続けていると、首にきた。
小学生から大人まで楽しめる美術館!
「次はいつ行く?」とこどもたちに聞かれた。

 

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アメリカ独立記念日

7月4日はアメリカ独立記念日
「祖母の家に行って、独立記念日を家族や親戚と祝ったわ!」と
サウスカロライナのパルから写真つきのメールが来た。

その中で、” She served frogmore stew"とあった。
「おばあちゃんがfrogmore シチューを作ってくれた」そうで、
fogmoreシチューって、何?と調べてみた。(画像はFlickrより)

frogmore stew

なんて、おいしそう…。

ソーセージ、えび、とうもろこしに香辛料を加えた
サウスカロライナ州沿岸地方の郷土料理らしい。
独立記念日の料理というわけではないけれど、
おばあちゃんが作りたかったみたい」と。

Can you smell the liberty? :)
(自由の匂いを感じることができた?)

libertyって、自由って日本語では訳すけれど、
それならfreeでもいいのでは?と不思議に思い、調べると
freeは元から自由な状態で、
libertyは窮屈な思いから解放された自由らしい。

自由の匂いを感じ取ることはできなかったけれど、
”郷土料理”には触発され、
今夜の夕食は”ままかり”。

アジの南蛮漬け…私の郷土料理でおばあちゃんの味。

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