ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

Line乗っ取り!

外国にいる妹とはLineでつながっている。
そんな妹からLineがきた。

「いま忙しい?」と。
「なに?」と聞いたら、
「手伝ってほしいことがある。」と。

日本の私が海外の妹を手伝う?
日本から持参した風邪薬か鎮痛剤でも切れたのかと思ったら、

「近くのコンビニでBitCashカードを買ってきてほしい
んだけれど、5万円分いいかな?」って。

・・・私の妹、こんなに低姿勢でお願いしたっけ?
それなのに金券5万円分って!!
低姿勢と5万円分がマッチしませんけれど~!と
突っ込みつつ、これが例の”Line乗っ取り”か!!とわかりやすい。

まさか私にも来るとは。
5万円の金券がそう簡単に手に入ると思うなよ!
「どこに送るの~?ロンドン?上海?ニューヨーク?」
「誰宛?フルネームでお願い」と遊んでいたら

「やめなさい」と家族中に怒られたのでやめた。
すでに妹は新しいアカウントを作って通報もしているらしい。
私も妹のLineをブロックし、通報しておいた。
Lineの乗っ取り、本当にあるのね~。

 

 

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作文

ロンドンのパルから送られてくる日本語作文。
漢字の歴史を知り、漢字を書くことを
「小気味良い気持ちよさがある」なんて日本語で書き、
ほぇぇぇどっかの近現代文学作家の文章みたい!と感心したり、
意味不明すぎて元の英語はなに?と聞いたり、
ジェットコースターのような日本語レベル。

そんな彼女の先日の日記。
「プラスメンテスがあって、ぽかぽかした。」

・・・これはもう全く意味が分からない。
プラスメンテスって、新しいメントス
それがぽかぽかって、どういうこと?
英語で打って!と英語を教えてもらってわかった。
プラスメンテス:placement test
クラス分けのテスト、のこと。

日本語の擬態語はむずかしいとよく外国のパルたちがいうけれど
やっぱり擬態語はむずかしいらしい。
っで、ぽかぽかって、どういうこと?と聞くと、
クラス分けテストがロンドンのパルは楽しみで、
ちょっとうれしかったらしい。

楽しみ…ちょっとうれしいを表現する擬態語、
わくわく、どきどき、るんるん、と各種紹介してみた。
「ちょっとうれしいが入っている」というので、
おすすめは”るんるん”で。
テストがるんるんって…そんな気持ちになったことが
私は一回もないけれど。

知り合いのママさんが高校時代、テスト勉強をしたことがない、
と言っていた。
「先生が大好きで、毎日、先生のことを考えながら勉強していたら、
結果的に成績が良かった」らしい。
そうか、私の数学の成績が悪かったのは数学の先生のせいか!と
一瞬、責任転嫁をしそうになった。
先生の影響、すごいわぁ~と感心。

 

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マナーの国、イギリス

アメリカのパルたちは、「失礼な人には失礼な態度を」
「目には目を」と言っていたわ~という話をロンドンのパルにしたら、
「いかにもアメリカ人ね!」というので、
あなたの思うアメリカ人って、どんなの?とロンドンのパルに聞いてみた。

”I think they would say you should be the same way they are but MORE!
To really drive the point home.”
(彼らはあなたに同じようなことを倍にしてやれって言うでしょうね。
本当に痛感させるために。)
drive the point home:痛感させる

と言っていた。
・・・まさにそれ!
やっぱり、それが”アメリカ人”っていうイギリス人のイメージなのね~と
感心した。

では、イギリス人だと、どうするのか。

”I wouldn't be rude to the parents,
even if they were rude to me.
I would give them the barest of courtesys
and then ignore them entirely.”
(私は失礼な親にも失礼な対応はしないわ、
たとえ彼らが私に失礼だったとしても。
私は彼らに最高の礼儀をして、それから完全に無視する。)

実はロンドンのパルもいま失礼な町内の人に悩まされているけれど…

”But, I will not be rude to him,
just because he is to me.
I refuse to sink to his level!”
(私は彼がしているような失礼なことはしない。
彼と同じレベルに沈むのは拒否するわ。)

と言っていた。
すごい、さすがイギリス!
マナーの国!
っで、どのくらい挨拶をするか、という話になるとでてきたのが
”bare minimum"(最低限度)。
イギリスと日本って、近いわ~と思う瞬間。

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お葬式と信仰心

お葬式が終わり、人によりそれぞれだな~と改めて思った。
例えば、義母は義母にとっての父の死を境に
急に信仰に篤くなり、読経のCDまで買い、我が家にもくれた。
「これを聞くと、心が穏やかになれるわよ。」と。

実妹も祖母の葬式に参列し、
「お葬式って、生きている家族の心の整理するときなのね。」
なんてことを言い出し、
先進的だと思っていた叔父さんが
「お坊さんへの言動がいかにあるべきかと」語ったり…
みなさん、どうされたの???と、一人狐につままれた気分。
相変わらず、信仰心のかけらもないのは私と父だけだった。

子どもたちは私が棺に祖母の愛用の品を入れるのを見て、
「お母さんは何を入れてほしい?」とよく聞くようになった。
三十路の私に聞く?
90過ぎた曽祖父と60前半の父を通り越して私か!!と思いつつ、
「結婚指輪だけ入れて。あと、桜の着物はシミがついているから棺へ入れて。
でも、あの金の帯は高いから焼かんといて~、もったいない!」と
真面目に細かく指定。
そうやって考えると、そうか、それ以外はいらないものなのか…と
断捨離がすごく進みそう。
トランク1つの荷物ではなく、
棺に入るだけの荷物、ってこれからのキャッチコピーにいいかも。

「お葬式どうだった?」と聞いてくれる友人たちに、
「お坊さんがさぁ…」とお坊さんがきっちり金額を明示したことへの
違和感を語った。
これが葬式仏教です!という模範例のようなお坊さんだった。
母方の祖父の法要をしてくれているお坊さんはお経の意味、
集まった意味など読経の後に毎回、ちょっとした法話があり
静かに語り、聞いていると信仰心のないハズの私ですら頷きそうになる。
そういうのとは全く違った。

ほかにも葬式にやってきた親戚の言動が呆れたことを語ったり、
親戚関係は遠いのに通夜も葬式も出席してくれて言葉をかけてくれた
親戚がありがたかったり、いろいろ気づいた。

そして、お葬式が終わり、みんな「終わったね…」と思っているけれど、
私は香典返し担当大臣に任命されたため、
あちこちから延々と届く香典を集計中。
香典返しをするのもそれぞれが「うちの地域では…」と全国に
散らばった親戚が言ってくる。
「岡山が標準でいくから!!」と言ったのに外野がうるさい。
「ギフトカタログがいいぞ~」とか。
高齢の祖父も何度か香典返しでギフトカタログもらったけれど、
高齢者があの中から選んで、書いて、送ってって…すごく大変だった。
ながーく放置されていた経緯もあり、
高齢の親戚が多い今回の香典返し、ギフトカタログは使いません!
そして、あの中で「これ、前から欲しかったの!!」的なものを
見つけたことは皆無!5,6回ギフトカタログの中から選んだけれど、
「うーん・・・まぁ、これがマシ?」っていう選び方に毎回なった。
高齢の親戚へ送る香典返し、ご飯の友一択!まだ選べてないけれど。

祖母の葬式で私の葬式の理想がわかった。
家族葬、香典不要(香典返しが大変だから!!)、
戒名もお坊さんもいらない、
どこかのレストランで思い出話に花を咲かせながら
みんなで料理を食べる。
それだけでいい。
お金は生きている人たちにこそ、私は使ってほしい。
「お葬式は生きている人への心の整理よ!」と実妹は言っていたけれど、
お葬式が終わっても心の整理がつかず妹は泣いている。
私はお葬式の事務処理に追われすぎて涙がでない。
誰のためのなんのためのお葬式なのか…。
親鸞聖人は死後は鴨川に流して魚の餌にしてくれと遺言したとか。
そういう教えは一体、どこにいったんだろう。

 

 

標準的な日本人

We want to interview a real Japanese family for the project.
(私たち、プロジェクトとして
実際の日本人家族としてインタビューしたいの。)

と、カリフォルニアで日本語の先生をしているパルから
手紙が来た。
なんだかよくわからないが、school project(学校のプロジェクト)、
だと手紙にある。

インタビュー…
日本人のイメージは取材。聞き取り、くらいでしょうが、
英語でinterviewって言われたときの適切な日本語は
”面談”です。

えぇ?面談?
私と?それって、そもそも日本語で英語で?
日本語の生徒とのプロジェクトなのよね?ってことは日本語?
もし、英語なら、もっと細かくそのプロジェクトやらのことを
教えてもらって、日本語で言いたいことをきちんと
英単語で言えるようにしておかないと!と焦ったり、
どこでその面談をするの?日本まで来る?
えぇ?ってことは、また大掃除か???…といろんな方向で焦って
彼女にメールした。

「リアルな日本人の意見を聞きたい」と言われましたが…
”リアルな日本人”代表として私でいいの?
そもそも標準的な日本人って、どんな人?と
混乱してきた。

最初に会った国の人でその国の印象が決まることを嫌というほど
思い知っているので、
ここは第一印象で決めるわよ!と鼻息荒くいきたいところ。
アメリカ人向けの良い第一印象は何?と、アメリカのパルに聞き、
「握手と笑顔!!」と言われたのを思い出した。
一応、いままで「第一印象が悪かった」と言われたことは
どの国の人にもない。
「第一印象に騙されたわ~」とは日本人によく言われるけれど。。。

日本語クラスの生徒たちと課外活動として、
サンフランシスコの日本人町にも繰り出したらしいけれど、
日本人は少ないらしい。
日本語を話す機会もあまりなく…ということは、
私に求められているのは標準的な日本語を話す標準的な日本人?!
なんだか”標準的”なはずが、ハードルが高い気がする。

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新しい仕事

I'm sure you're still blue about your grandmothers passing
and I hope I'm not interrupting anything,
but I have some good news I wanted to share.
(おばあちゃんが亡くなって、あなたはまだブルーだと
思うし、私もそれを邪魔したくないんだけれど
ちょっとうれしいことがあって、あなたと共有したかったの)

という英語で始まるメールをサウスカロライナのパルから受け取った。
彼女の新しい仕事が決まった!というもので
新しい職場は法律事務所。
おぉ~!!わくわくする!

ふるさとの岡山では見るものすべてが
亡くなった祖母を思い出させた。
祖母が好きだった喫茶店、
祖母と散歩した道、
私が小学生のとき祖母が迎えに来ていた坂の上、
祖母と記念切手を買いに行った郵便局…。

しかし、兵庫に戻ってくると、そこには祖母との思い出は全くなく、
普通に日常生活。
でも、お葬式のことを聞かれると感情が揺さぶられる。
そういう時期ではまだあるけれど、
サウスカロライナのパルの新しい仕事のニュースをメールで
教えてくれた気持ちがうれしかった。

そして、私も実は今日、”新しい仕事”をした。
友人の内職の手伝い。
「納期が間に合わないの~!手伝って~!!」と言われて
一肌脱ごう!と言ったら、
「やめとけ!!」と夫や友人から、たくさん言われた。
絶対に向いてない!と。
なに?作業内容も聞かずに、なんでわかる?と反論し、
作業内容を伝えると、「やっぱり、やめておけ」と言われた。

反対を押し切り、お手伝いをわくわくでした。
工場で作られていると思っていたものたちが、
まさかの手作業だったのか!と驚かされた。
例えば、年賀状のポチ袋を5つセットしたり、
レターセットのパッキング…手作業だったのか!!と
驚きながらの作業した結果、わかったことがある。
私には向いてなかった…。
「ほら、言ったじゃん!!」という声を何度、今日聞いたか。
みなさん、私より私をわかってらっしゃるのね~。

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スタディサプリにどっぷり

小学校高学年になってくると、塾に行くこどもたちも増え、
塾の噂も聞くようになってきた。
塾の送迎に片道30分…なんて話を聞くと、
それって、1時間は無駄にしているってこと???と眩暈がした。
そんなとき、スタディサプリというのを知った。
リクルートがやっていて大手塾の有名な先生たちによる授業を
月額980円で見放題。問題もついている。
2週間無料というのもあって、小5の花子に、
「とりあえず、やってみよう!」と。

studysapuri.jp

これがなかなかよかった!
我が家はいつも教科書を用いて算数だけ予習していたけれど
これを動画で講師がやってくれる。
動画は単元別に細かく分かれていて。
動画の中で問題がでてきて、「動画を止めて問題を解いて」と
講師から指示が出る。
テキストは自宅で印刷することもできるし、販売もしている。
一つの授業動画が15分程度と短いので集中力も切れない。
さすがに有名塾講師とあって、授業がわかりやすい!
ただ、よく指摘されるように演習問題は少ないのでドリルが別にいるかも。

小5の花子は小5算数の予習と中1の英語を先取りでやっている。
英語のときは小3や小1の弟たちも一緒に見ている。
英語の関先生はわかりやすくて評判らしいけれど、
関先生の動画、確かにわかりやすい!
ただし、中学英語は違う先生だった。

授業動画や問題を解くたびにレベルアップして、ポケモンのようなものが
育ったりするらしい。
これも小学生には夢中になれる仕組みの一つ。
小5の花子だけれど、月額980円で小4~高校3年までの動画を見れるので
本人のやる気次第でどんどん上の動画も見れる。

花子はいま主に小5算数の授業動画を見ているけれど、
同じように夢中なのが哲学の講義。

www.youtube.com
大人の私もつい見てしまうし、見た後で家族で議論するほど。
これを”哲学”というなら、私が大学で受けた哲学って、
一体、なんだったの???と思わされる。
アメリカのパルにも紹介し、「これ、アメリカでも利用できるの?」と
聞かれたほど。

”お金で買えるものはなにか?”
金銭的インセンティブは有効か?(インセンティブ=動機付け)。
本を読まないこどもたちに1冊の本を読むたびに2ドル与えたら
本をたくさん読むようになったけれど、賛否両論。
きみはどう思う?と平易な言葉で説明してくれる。
夫の意見が動画の中で教授が「経済学者は…」と語ったまさに
同じ理論で、「さすが経済学部出身!!」と思ったり、
一つのテーマで、家族の中でもそれぞれ意見が違って、面白い。
花子は「大学で、こういう講義を取りたい!」といまから言っている。
小学校高学年でも面白いし、夢中になれるんだから中高生にも面白いだろうし、

この教授は”政治哲学”の教授らしいけれど、
こどもたちも自分たちの頭で考えて意見を言いやすい話題だと思う。
生命倫理”とかもっといろんな分野の動画があればいいなぁ。

 

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