ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

誕生日小包

ロンドンのパルが誕生日の小包を送ってくれた。

f:id:bitter-chocolate3:20190607093350j:image

これ以外にもゴディバのチョコレートもあったけれど、
すでに我が家のそれぞれのお腹の中に。
高級なチョコレートは味が濃い!

浮かれていた花子の中学校生活、
あの小学校を校区に含む中学校…まぁ、こうなるわな…と
思いつつ、久しぶりに絶句し、失望。
教育や集団行動や自主自立…それらの基礎は安全第一だと
思っていたけれど、
その安全の基礎がないままの野外活動の実態を知り、
数名の保護者と激震が昨日、走った。
もしかしたら、全員、死んでいましたけれど!!

小学校に文句ひとつ言わなかった(呆れていた)夫が
さすがに中学校に電話をした。
その先生の話にまた絶句…。
話を聞いた人、みんなが「ありえない」と言った話、
なかなかない。
私もそう思う、ありえない。

 

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村

青春


花子の初中間テストの結果以降、病みそうな気分になった。
「やればやっただけ成績は上がる」、
あれ、ウソだわ!と私が自棄起こしそうな気分になって、
あぁ、そうだ、学生時代もこんな感じだった…と
私自身が学生時代に戻ったかのような気分。

一時期、”プロ彼女”なる言葉をよく見聞きした。
芸能人の彼女、ただし一般人、というくくりだけれど
準芸能人のような一般人や影の女になることを厭わない女性、
という感覚で私は思っていた。

”プロママ”っていうのも、いると思う…。
ブログの界隈にはうようよ、意識高い系…なんていうレベルを
凌駕したような教育の”プロママ”がいる。
その筆頭は佐藤ママなんだろうけれど、一般人だってすごい!

大手の塾に行かせて塾内のクラス分けテストに必死になったり(ママが)
塾のプリントをコピーさせて3回はさせたり、
(もちろん、コピーするのもこどもにさせるのもママ。たまにパパ)、
志望校の過去問を解いて分析したり、
こどものテストの結果を分析したり…
塾にいかせないママさんも通信教育に市販の問題集に…。
その時間と労力のかけ方をブログで見るだけで、
すごぉっと口が開いたままになる。

そして、ふと疑問に思った。
そのエネルギーの源はどこなんだろうかと。
こどもの学歴はこどもの学歴で、親の私とは関係ないと思っている私は
正直、最低限の”教養”は身に着けておかないと、とは思うものの
「なにがなんでも〇〇大学!」というのはない。
高校も同じ。

花子自身は勉強した成果がでなかったと思っている中間テスト。
(5科目すべて9割越えの一桁順位。)
花子自身が結果に満足できず、
期末テストでは挽回を!と思いすぎているようで、
それなのに覚えられない、コツをつかめない勉強に不安を感じ、
「この期末テストを失敗したら、どうなるの?
失敗したらダメなテストって、お母さん、なんだと思う?」と
先日、聞かれた。

「失敗したらダメなテスト…そんなものある?
そういえば、ふぐの調理師免許は検定回数が不定期で、
次にいつあるかわからないから落ちたら困るとは聞いたような…」と答えた。
(その後、調べたらふぐの調理師免許、
自治体により異なるが年1回あるらしい!
ただし、自治体により難易度も資格取得の方法も違うとか)

「受験に失敗しても人生80年の1,2年、何の差も生まないわ。
中1の一学期の期末テストなんて点数を覚えている人は
中1以外にはいないわよ!」と笑い飛ばしたけれど、
花子は夫に似て、繊細で神経質なところがあるんだなぁと思ったり。
私に似ているところもあるので、
それなのにケアレスミスで失点したり…。

テスト前には目標を立てることが大切らしい。
できれば、数値で明確な目標を…とはよく見聞きするけれど、
花子と期末テストの目標を立てた。
「結果に悔いを残さないように勉強をすること。」
あれだけやったのに、この結果…それはもう仕方がない。
上には上がいた、天晴!と思えるように勉強をしようかと。
あぁ、青春…と花子の葛藤を見ていると思う。

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村

ニート?

ロンドンのパルに夫が作ったアメリカのケーキの写真を
送ったところ、
"Looks neat."と返ってきた。

ニートみたい…。
ニートって、あれ?
あの教育を受けているわけでも働いているわけでも
職業訓練をを受けているわけでもない人たち?
アメリカのパルが送ってくれたケーキ作っただけで?と思ったら
私が思ったのはNEET.
Neet:not in education,emproyment or training

ロンドンのパルが言ったのはneat:cool/interesting
っていう意味だとロンドンのパルは言っていた。
"Looks neat."は「ステキね~」くらいの意味だったってことか。

その”素敵”なアメリカのケーキミックスで作ったケーキ、
甘すぎて半分以上残っている…。
16等分したのに1切れが甘すぎて食べれない…。
(元のケーキ型が大きすぎたのもあるけれど)

遊びに来たママ友に実食してもらった。
「どのくらい食べる?」と聞くと、
みんな結構な大きさを言う。
「大丈夫?本当にいけるの?」と何度も確認し、
切り分けた。
ママ友たちの感想、
「すっごいガツンとくる」
「日本のケーキと同じ感覚で切ったらダメだね」と。
でしょ?
だから、何度も聞いたのよ~とにんまり。
そういういろいろも含めて楽しめた。

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村

アメリカのケーキ

インディアナ州のパルが送ってくれたケーキミックス!

f:id:bitter-chocolate3:20190602155605j:image

そして、上にかけるクリームも。

f:id:bitter-chocolate3:20190602155537j:image

上部にはアイスにかけるような色鮮やかな砂糖のつぶつぶがあったけれど
すでに使用済み。
このクリーム、牛乳もなにも混ぜなくても
開けたらそのまま使える。

f:id:bitter-chocolate3:20190602160924j:image

砂糖のつぶつぶも乗せた完成形がこちら。

f:id:bitter-chocolate3:20190602155854j:image

スポンジにまでいろとりどりの砂糖の粒が入っている。

生クリームとかデコレーションし終わって余っていると
つい舐める。
こどもたち、この白いクリームの余りを舐め、
「あまっ!!!!無理…」と言っていた。
スポンジはあまり甘くなかったので、
スポンジにつけるといいくらい…でも、日本のものに比べて甘い。

日曜日の昼下がり、こどもたちと作りました…夫が
ホットケーキミックスと同じで卵と牛乳を加えるだけ~の
簡単さで、
デコレーションもふたを開けてクリーム塗る…レベルで、
アメリカのお菓子作りって、
すごい手軽にできるようになっているわ~と感心した。

こどもたちのケーキの感想、
「甘かった」
「砂糖のつぶつぶがいらない」
「クリームが甘い」
と、とにかく”甘かった”という感想に終始した。

サウスカロライナ州のパル、
「あなたがアメリカ来た時には私がチョコレートブラウニーを
作ってあげる!」とよく言う。
市販品とは違うすごく甘いご自慢のチョコレートブラウニーらしい。
アメリカのケーキミックスで、これだけ甘いのに…
そのアメリカ人が”甘い”っていうチョコレートブラウニー、
食べれるかしら…。

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村

眼鏡の英語は?

先日、花子にドヤ顔で聞かれた。
「お母さん、メガネって、英語でなんて言うか知ってる?」と。

…私に眼鏡って英語で言えるか聞いた?
10代の娘の扱いに手を焼くって話を
ロンドンのパルやアメリカのパルたちに英語で愚痴っている私に
”眼鏡”の英語?
「・・・」と絶句してから、「お父さんに聞いて」と
夫に答えてもらった。

夫が語った。
「昔はメガネをガラスで作っていて、
ハサミと一緒で眼鏡も2枚で1セットだから、
glass(ガラス)の複数形、glasses。
でも、いまはメガネはほとんどプラスチック製で…
plastic(プラスチック)の複数形でPlastics!」

夫の話に爆笑したのは私だけで、
花子は「glassesって今日、習ったのに…」と呆然としていた。
花子はこの両親に聞いても無駄だと思ったようで、
「ロンドンのパルに聞いて!」と
ロンドンのパルを指名してきたので、ロンドンのパルに聞いてみた。

「花子がメガネって、英語で言える?って私に
上から質問してくるんだけれど。」と
ロンドンのパルに話すと、
”Is she teasing you? But your English is very good!”
(花子があなたをからかっているの? あなたの英語はうまいのに!)
それ、もっと言ってやって、花子に…。

眼鏡は最近はプラスチック製だからって、やっぱりplasticsなんて
呼んだりはしてないわよね、と話すと爆笑だった。

ロンドンのパルは
”Does she know the word spectacles?"と。
(花子はspectaclesっていう単語を知っている?)

知るわけがない。
昨日「スモール タウンのスペル教えて!」と言っていたレベルですから。
そして、私もspectacle、”壮観”という意味でしか知らなかった。
メガネっていう意味でイギリスでは使うそうです。

Now you have the superior knowledge..
(いまあなたもより高等な知識を得たわね。)
AND as British people, quite often..
we shorten it to 'specs' for short.
(イギリス人はよくスペックスって略して言うわよ。)

Have you seen my specs, I left them somewhere?
(どこかで私の置いたスペックス(メガネ)見なかった?)
というように使うらしい。
夫のしょうもない眼鏡の英語から、新しい英語を学ぶことになるとは。

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村

愚痴は続くよ、どこまでも

線路は続くよ、どこまでも…ではないけれど、
サウスカロライナ州のパルにも花子の爆発を愚痴る。

花子は自分の置かれている状況のありがたさ、
いかに恵まれているかがわかってないわ、と。
コロラド州のパルに愚痴ったとき、彼女は
「うちの子たちにも私はそういう話を何度もするわ。」と
言っていたけれど、サウスカロライナのパルも同じらしい。

I sympathize with your frustrations.
(あなたのストレスに同情するわ。)

というメールが返ってきた。

「うちの一人息子だって同じよ。
彼は自分の部屋とおもちゃがあって、兄弟がいないから
それを共有しなければならない誰かもいない。
パパは毎日帰ってくるし、ママはご飯を作ってくれる。
私の父は週末にしか帰ってこなかったし、
母は育児に参っていて私は祖母に育てられたようなものよ。
そして、私は一度も「パパにお金をちょうだいって電話して」と
息子に頼んだことも言わせたこともない。
子供時代に大人の問題に振り回されることなく過ごした、
それがどれほどすばらしいか、うちの息子は知らないのよ。」と。

Chin up. She'll be grown up soon.
(がんばれ!すぐに大きくなるから!)

chin up:顎を上げろ

chin up:やる気を出せ、元気出せ、と訳せるけれど、
日本語なら「頑張って」でもいい気がする。
あるいは、「胸を張れ!」とか。

10代なったばかりの13歳の花子、
なんだかいままでとは悩みの質が変わってきたなぁ~と思う。
友達親子でも上から押さえつける親でもない私、
でも、花子の直球はそのまま投げ返してしまう。

She is lashing out at you because you're her mom.
(花子があなたにつっかかるのは、あなたが彼女の母親だからよ)
サウスカロライナのパルがメールで書いていた。
lash out at (against) someone:つっかかる、難癖つける

10代のイライラ、わかるわ~と受け止めればいいのに、
つい花子のイライラをまともに受けて返してしまう。
夫は花子に「イライラをおかあさんにぶつけない!」と言い、
私には「こどもの売った喧嘩を全部、回収しない!」言い、
双方から、「ふんっ!!」と言われていた。

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村

STEM教育


ロンドンやアメリカのパルたちに花子の得意科目を聞かれた。
中間テストではまさかの得意な数学に足を引っ張られる、
という事態に陥ったけれど。
それというのもケアレスミスケアレスミスケアレスミス!!

花子の得意科目は絶対に「数学」「英語」「理科」。
日本人なら思う、「ザ・理系!」と。
ついでに理系の人は漢文も得意。
「共通項は規則性。法則性。」らしい。

ロンドンのパルは花子の得意科目3つを聞き、
"Very interesting! Two STEM and a Humanity."
(おもしろいわね! 2つのSTEMと人文系1つ。)
と返ってきた。

STEM、知っている人は知っている?
私は全く知らなかった。
Science (科学)
Technology (技術)
Engineering (工学)
Mathmatics (数学)

この4つの頭文字をとってSTEM教育と呼ばれるもので、
そのほかの科目より重要視されている、とロンドンのパルは言う。

ロンドンのパルの話を聞いても、いまひとつピンとこないので
STEM教育について調べてみたけれど、
全くもってピンとこないのは、私が文系人間だから?
プログラミングだとか問題解決能力だとか自分で考えるだとか
単なる理系人間を作り出したいわけではないとか…。
まぁ、そんな感じ…と適当にわかったつもりになっていたところ、
バージニア州のパルからきた手紙にも
”STEM教育”について書かれていた。
「学校や教師は特に女子学生にSTEM分野に興味を抱かせようと
執着している。」と。 obsess:とりつく、強迫観念、執着する
obsessの下に棒線を引いて強調してあった。

パルの娘ちゃんたちも数学と理科の発展講座(Advanced)を高校では
受講していたけれど、大学では受講しなかったことに
学校はとても残念がったらしい。
「だって、うちの娘たちは理科も数学も嫌いだったから。」と。
でも、
「花子は数学も理科も大好きで、得意。
それなのに学校に発展授業はないの?」
と、とても驚いていた。
その驚きは、「家庭訪問というものが日本にはあるって聞いたときくらい」の
驚きらしく…その比喩表現、日本人の私には全く伝わりませんけれど!

バージニア州のパルは
「また家庭訪問で大掃除って、大変だったわね~」と
最近は家庭訪問にも(その前の私の大掃除の話題にも)慣れてきているけれど、
先日、バージニアのパルに新しく友達ができた。彼女たちは元学校の先生たちで、
その新しい友達に
「私には日本人の友達がいて、こどもはまだ小学生と中学生なんだけれど
日本では家庭訪問なるものがあって、先生が家にやってくるの。」と
話したら、すごく驚かれたらしく、
「そういえば、私も最初に家庭訪問を知ったときは
このくらい驚いた気がするのに、いまは大掃除大変ね~くらいになっていたわ。」
と手紙に書かれていた。
バージニアのパルがご満悦になるほど彼女たちは”家庭訪問”に驚いたらしい。

私がバージニアのパルの手紙で驚いたことは…
「一番、お行儀が悪い人にイライラするのは間違いなく映画館ね!」と
映画館でのNGマナーについて長く詳細に書いていたこと。
そんなに映画館のマナーでイラっとくるのか…とびっくりした。

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村