ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

俳句

イラン人の21歳の青年から「文通してください!」とメールをもらった。
来るもの拒まずですが、21歳の青年と私は何を話題にしたらいいの?
彼はアニメと黒澤や小津といった古い映画が好きらしい。
・・・私の趣味と全く違うじゃないですか!
なので、丁重にお断りの方向で、
「あなたよりもかなり年上で、趣味も違うし、
何を書けばいいのかすらわからない。」とメールしたら、
返信があった。

「haiku」と。
日本人は俳句だろ?一句詠めば?と仰る。。。

いままで、数々の「なんじゃそれ?!」の日本人像を聞いたり
言われたりしたけれども、絶句して、どこからどう突っ込めばいいのか
皆目検討がつかなくなったというところでは、ベスト3くらいに
入るかと思います。

ちなみに私の中での1位は、「日本人は数学が得意で、いいわね。」と
言われたこと。
数学ね…数学さえなければ、と何度思ったことか。
英語や国語の数倍の時間をかけて必死に平均点を取ったものです。
その私に「数学が得意でいいわね。」って、
嫌味にしか聞こえないほどでした。

話を戻して、イランの青年は是非、普通の日本人がどんな俳句を
詠むのか知りたいらしい。
・・・普通の日本人は「では、一句」といきなり詠む人、稀ですって。
季語は入れるわけ?と真剣に考えたものの、
全く思い浮かびません。
そもそも、日本語のできない彼にその俳句をまた英訳する必要があるわけで
俳句の英訳って、翻訳の中でも難しいと言われてません?
あぁ、どこからどう彼に伝えればいいのか悩む。

とりあえず、「では、一句。」と一句は詠まなくてはいけないようなので
もうすぐ秋だから…と考えているものの、
全く浮かびません。。。
日本人だから、という理由で一句求められるとは思ってもいなかった。


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