今日から8月。
娘の小学校は2日が登校日となってます。
「えぇ~!?」とそれを知った時は意外だった。
というのも、私の実家の岡山では毎年8月6日が登校日でした。
8月6日、つまり広島に原爆が投下された日、
”平和学習”といって、みんなで登校して平和を考えるビデオを見たりする、
それが私の学生時代の夏の登校日。
夏がくれば、戦争を思い出す。
祖母がすいとんを作ったり、野菜たっぷりのスープを作って、
「戦時中はこんなんばー食べとってなぁ…」と話を聞いたりするのが私の夏休み。
夏野菜のトマトやかぼちゃを祖父は「戦時中に一生分食べたから
もう食べなくてええんや!」と残すのも夏。
飛行機に乗って戦死した母方の祖父のお兄さんの墓参りに行くのも夏。
夏=戦争、と私の中にはくっきりある。
今日、ロシアから一通のポスクロがきた。
見知らぬ銅像。なんでしょう?とカードを読むと
…それを日本に送る神経が私は理解できません。
Thank youカードとして、日露戦争に勝利した記念の銅像のカードを
私から送りましょうか?と一瞬、思ってしまった。
送った人は60代の女性。
どういう心境で、どういう基準で”日本”にこのカードを送ったの?
私に考えさせたいとか?
どう考えても友好的な解釈ができず、メッセージなしで登録した。
ポスクロで250通以上受け取ったけれど、初めて。