アメリカのパルと話していて、兄弟姉妹の話になった。
彼女の話にはよく1つ上のお兄さんが登場するので、彼女は二人兄妹なんだと思ってたら、
「私には姉妹もいるわよ。」と彼女が言い出した。
えっ?どこに?
1年以上、文通やチャットしていて、
いまだかつて姉妹の話なんて出てこなかったのに?!とびっくり。
「ご兄弟は何人?」とお見合いの席のように聞かないけれども、
文通をしていたら、やっぱり家族の話はまあまあ登場するわけで、
「姉は結婚してから、本当に嫌な人になったのよ!」とイギリスのパルが書いていたり、
「うちの妹、ついに離婚を決意したらしいわ。」とアメリカのパルが書いていたり、
「一人っ子だから、兄弟喧嘩しないでいいのよ~。なんで兄弟喧嘩になるの?」と
イギリスのパルが言ったり、
あちこちで、家族は垣間見えるわけです。
アメリカのパルは、「うちの兄ったら…」という話がfacebookにもよくでるし、
兄が日本のお菓子を持って帰ったとか、手ぬぐいに感心していたとか、
各種、聞いたことがある。
それ以外にも姉妹がいたの?何人兄弟なの?と聞いたら、
「6人。」とおっしゃる。
姉妹?兄弟?内訳は?と聞いたところ、
これがびっくり。
1 full blood brother,
* half blood brothers,
* step sisters,
・・・どんだけややこしい家庭環境?!とびっくりしました。
兄弟姉妹の関係性を語る英語を一気に学習できましたよ。
full blood brotherというのは、父も母も同じ兄なわけで、
その後、両親が離婚し、
彼女はどうやらお父さんのほうについていったのだと思われる。
(お母さんの話をそういえば、聞いたことがなかった!)
お母さんには連れ子の姉妹がいて、
その後、お父さんと継母との間に子どもも生まれたようです…。
お父さんと継母とのハネムーンにも参加させられたようで、
「それが嫌で、嫌で…いろいろとしたらしいわ。覚えてないけれど。」と
楽しそうに言ってました。
う~む、と日本で唸ってしまいましたよ。
父も母も同じお兄さん以外の兄弟の話は全く聞かないけれど、仲良しなの?と
聞いたところ、
「家族の問題がたくさんあるから、そういうところでは、仲良しよ。」と。
へぇ~としか言えません。
会社が倒産しても、決して故郷に帰らなかった彼女、
その理由がちょっとわかった気がする。