ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

6月に読んだ本

5月は全く1冊も本を読まなかったので、リバウンドのように読んだ6月。

今月読んだ本を並べて、一番記憶に残っているのは

『英国一家ますます日本を食べる』だったかも。

本を読むたびに、本に出てくる食べ物を食べたくなった。

娘の本『てんぐのそばやー本日開店』を読んでは蕎麦を食べたくなり、

『おやつ』(いろんな作家のおやつに対するあれこれ)を読んでは

和菓子にシュークリームにメロンパンにと節操なく。

ダイエットのためには食べもののでない本を読むことが近道かも。

2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:5927ページ
ナイス数:36ナイス

名もなき日々を 髪結い伊三次捕物余話名もなき日々を 髪結い伊三次捕物余話感想
久しぶりの読書。最後の「以津真天」が時代物の王道の人情もので、王道だなぁと思いつつ、じんわりと広がる温かい気持ちになった。ただ、それ以外の作品が少し物足りない。
読了日:6月8日 著者:宇江佐真理
秋田県式家庭学習ノート―勉強グセと創造力が身につく秋田県式家庭学習ノート―勉強グセと創造力が身につく
読了日:6月8日 著者:主婦の友社
窓際OL 会社はいつもてんやわんや (新潮文庫)窓際OL 会社はいつもてんやわんや (新潮文庫)感想
実は初めて斉藤由香の本を読んだ。北杜夫は好きだったので、娘さんも…と手にとってみたのだけれど、この内輪ネタ、満載の本、サントリー(斉藤由香さんはサントリー勤務)の人間以外には面白くない。
読了日:6月8日 著者:斎藤由香
撫で肩ときどき怒り肩 (文春文庫)撫で肩ときどき怒り肩 (文春文庫)感想
いつもながら群ようこの本は読書の休憩にもってこい。
読了日:6月8日 著者:群ようこ
リヴァトン館リヴァトン館感想
最後までぐいぐい読めたので、面白かったのですが、なんだかちょっと少女趣味を感じずにはいられないような。これは、女性には面白くても、男性には面白くないかも。少女漫画の原作にぴったりのようなストーリー。人物描写などは物足りない感じがしたけれど、これは翻訳本だから仕方ないのかな。
読了日:6月9日 著者:ケイトモートン
今日を刻む時計―髪結い伊三次捕物余話今日を刻む時計―髪結い伊三次捕物余話感想
読み飛ばしていた一冊。伊三次シリーズはこれからも読むだろうなぁ。
読了日:6月9日 著者:宇江佐真理
父の帽子 (大活字本シリーズ)父の帽子 (大活字本シリーズ)感想
2世作家週間と勝手に題して、森鴎外の娘の著作も初めて手に取り読んだ。鴎外は上から目線がどうにもこうにも耐え難く、到底好きな作家ではない。特に『半日』は奥さんにひどすぎる!と思っていたら、著作の中で、『半日』についても触れられていた。娘目線で鴎外を垣間見たのは興味深かったけれど、美化されすぎて、欠点がひとつもでてこないのが、逆にあっぱれな気がする。
読了日:6月10日 著者:森茉莉
母の影 (新潮文庫)母の影 (新潮文庫)感想
2世週間中なので、斉藤茂吉の息子。文庫本ではなく大活字本シリーズで読んだ。『どくとるマンボウ航海記』と同じ読みやすい文体で、なんて複雑な…面倒くさい家族のもとで、まっすぐに育ったことかと感心。個人的に、北杜生のお母さん、素敵だなぁと思う。
読了日:6月11日 著者:北杜夫
桜花を見た桜花を見た感想
時代物の短編集。伊三次シリーズの登場人物たちもでてきたりしていた。『別れ雲』を泣きながら読んでしまった。現実と自分の願いは一致しないこともあるよなぁ~と。
読了日:6月13日 著者:宇江佐真理
忘れられた花園 上忘れられた花園 上感想
家族の秘密…同じ著者の『リヴァトン館』も読んだけれど、どちらも同じように現在と過去を行き来しつつ秘密を探るという同じパターン。3作目は読まないかもなぁ、と思いつつ、続きを読みます。
読了日:6月14日 著者:ケイト・モートン
忘れられた花園 下忘れられた花園 下感想
上巻よりスピードアップした下巻だったけれど、筋が途中から見えてしまった。そして、思った通りにストーリーは進み、なんだか残念。上流社会の家族の秘密っていうのが、この作者は好きなんだろうなぁ。
読了日:6月14日 著者:ケイト・モートン
マラソン1年生マラソン1年生感想
やっと読めた「マラソン1年生」、これを読むと走りたくなること請け合い。私もほとんど運動してないまま家で過ごしているなぁと反省。まずはもう少し歩こうかと。
読了日:6月15日 著者:たかぎなおこ
女いっぴき猫ふたり (文春文庫)女いっぴき猫ふたり (文春文庫)感想
絵は上手なわけではないけれど、なんだかつい読んでしまった。
読了日:6月16日 著者:伊藤理佐
ラスコーの洞窟 (絵本地球ライブラリー)ラスコーの洞窟 (絵本地球ライブラリー)
読了日:6月16日 著者:エミリー・アーノルド・マッカリー
世話焼き長屋―人情時代小説傑作選 (新潮文庫)世話焼き長屋―人情時代小説傑作選 (新潮文庫)感想
いろんな作者の時代物。やっぱり池波正太郎が一番よかった。年季の入り方が違うなぁ~と感心しきり。池波正太郎、もっと読んでみたくなった。
読了日:6月18日 著者:池波正太郎,乙川優三郎,北原亞以子,村上元三,宇江佐真理
ツチヤの口車ツチヤの口車感想
・・・くすりとも笑えなかった。笑えるのか?どこで?と思いつつ読了。
読了日:6月18日 著者:土屋賢二
てんぐのそばや―本日開店 (偕成社おはなしポケット)てんぐのそばや―本日開店 (偕成社おはなしポケット)感想
小2の娘が図書館で借りた本。天狗の打つそばのおいしそうなこと、おいしそうなこと。蕎麦を食べに行きたくなった。
読了日:6月18日 著者:伊藤充子
日本橋本石町やさぐれ長屋日本橋本石町やさぐれ長屋感想
市井にすむちょっとした人のやりとり、長屋っていいなぁ~と思いつつ読んだ。時代物を読むと時代劇が見たくて仕方なくなる!
読了日:6月20日 著者:宇江佐真理
英国一家、ますます日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ)英国一家、ますます日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ)感想
続編と知らずに続編から読んでしまったけれど…面白かった!私が知らない東京観光をイギリス人に紹介してもらうというなんだか滑稽な読後感。城崎温泉なども登場していて、温泉行きたくなった。
読了日:6月28日 著者:マイケル・ブース
三十女のおいしい暮らし三十女のおいしい暮らし感想
1997年出版なだけあって、時代を感じさせる。ファックスが文明の象徴になっている。いまだとタブレット?回らない寿司屋でのエピソードが面白かった
読了日:6月28日 著者:岸本葉子
アンソロジー おやつアンソロジー おやつ感想
いろんな作家のおやつのエッセイ。洋菓子が多く書かれている気がするけれど、読み終わって一番にしたいことは濃茶を入れて羊羮を食べたくなった。
読了日:6月28日 著者:阿川佐和子,阿部艶子,江國香織,尾辻克彦,開高健,角田光代,木皿泉,久住昌之,久保田万太郎,幸田文,小島政二郎,酒井順子,荒川洋治,佐藤愛子,獅子文六,柴崎友香,東海林さだお,武田百合子,辰野隆,種村季弘,團伊玖磨,筒井ともみ,長嶋有,安野モヨコ,中村汀女,蜂飼耳,林望,藤森照信,古川緑波,三浦哲郎,南伸坊,向田邦子,村上春樹,森茉莉,池波正太郎,森村桂,矢川澄子,伊集院光,五木寛之,井上靖,内館牧子,内田百けん
ももこのトンデモ大冒険ももこのトンデモ大冒険感想
いつもながら実にならないエッセイで、その上、呆れ返るほどにとんでもないこよに体当たり取材。へぇ…以外の感想はないけれど。
読了日:6月28日 著者:さくらももこ
かぜのでんわかぜのでんわ感想
読み聞かせには不向き。泣かずにはいられない。
読了日:6月28日 著者:いもとようこ

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