ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

オランダから小包

オランダのパルから「long long and long letter」を送ったと

whatsappでメッセージが来たのは今月の9日。

到着したのは19日なので、10日で日本に到着。

以前は5日でオランダから来ていた郵便がちょっと遅い。

彼女の手紙はルーズリーフ5枚裏表。。。

それにオランダの小物も。

オランダのお土産屋さんで購入した、正真正銘のオランダ製とのこと。

日本製の日本土産を見つけるのって、かなり難しい気がする…

どこにある?!とつい夫に聞いてしまったほど。

先月、夫の祖父が亡くなり、私はお葬式関連の話を

かなり手紙に書いた。

彼女の母方の祖母が亡くなったこともあったので、

不幸が続くわね…という話をしていたら、

なんと、彼女の父方の祖母まで2週間前に亡くなった。

船で旅行中の心臓発作だったようで、病院に行くのが遅すぎたらしい。

夫の祖父が亡くなってからも夫の祖父の気配を感じることが

多々あってね…という話を彼女にしていた。

彼女も私もスピリチュアルな人間でもなければ、

霊を信じるわけではないほうなのに彼女もいろいろあったらしい。

彼女は祖母の棺に彼女が描いた小さな絵を入れようとしたらしい。

彼女は抽象画を好んで描くタイプなのだけれども、珍しく花の絵を

描いたものがあり、それを棺に入れたら

その花をおばさんも棺の上に置く花として用意していたらしい。

祖母がその花、ガーベラを好きだったわけではなかったはずだけれど

私もおばさんもなぜかガーベラを選んだのよ、と。

彼女が手紙に添えていた写真があった。

お墓までみんなが歩く後姿、

誰もかれもがおばあちゃんの棺に手を添え、下を向いて歩いていた。

その一枚の写真にじーんときた。

国も人種も違うけれど、別の世界にいる人となってしまった人への

惜別の思いはどこも同じなんだと改めて思う一枚。

祖母の形見にともらった裁縫道具が夕食を食べていたら、

カタカタと鳴り出したといった怪奇現象もあったり、

お墓までついてきた蝶が祖母の家を掃除していたら入ってきたとか、

彼女も祖母の気配を存分に感じたらしい。

「霊を信じるわけではない」と前置きしつつ(←とても彼女らしい発言)

「あなたの夫の祖父と同じで、うちの祖母も自己主張が激しいわ。」と

半分呆れ、半分喜んでいた。

自己主張の激しい夫の祖父にちょっと怖くなり買った腕輪念珠、

49日を前に突然、切れた。同じお店で過去にも買った腕輪念珠が

いまだに切れていないのに、プチっと・・・。

夫の祖父が無事に旅立ったということなのかしら。

2か月もしない間に壊れて、それなのにこんなに清々しい気分になるって、

腕輪念珠すごいわ~と感心した。

これが家電なら「2か月で壊れたわよ!」と文句言いたくなるというのに。

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