ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

日本語が通じない

日本旅行の準備に忙しい香港のパルからLineがきた。

「メイの日本語、通じなかった。」と。

・・・なんですと?!

英語が通じなかったならわかる、まぁ、仕方がないと思える。

日本語って、あの日本語ですよね?

私の母語で、かれこれ3x年間使って、

ぺらぺ~らの。

「通じない」なんて、どういうこと?

彼女はホテルの予約メールを転送してきた。

ホテル名、予約日があって、

備考欄に「角部屋以外でよろしくお願いします」と

日本語で書かれてます。

完璧じゃないですか!

それに対して、ホテルの予約確認メールがあった。

”We will prepare the inner room."と。

これを読んで彼女は「あなたの日本語、通じてないわよ。」と。

えぇ~?!

”the inner room"って、あなたのいうその部屋、

つまり角部屋以外っていう意味じゃないの?と私は思ったのですが、

日本旅行初日から角部屋になってしまったら、どうしよう…」とすでに憂鬱に

なっている彼女に、いまなら変更もしてもらえるから(なんせ3ケ月先)

私が確認の電話をしてあげるよ、と電話をすることにした。

「お忙しいところ、大変恐縮です」と、ご丁寧な”ありがとう”を言われた。

そこまで恐縮されるほどのことは…と思いつつ、

まさか外国人専門の英語標準のホテル?とドキドキしつつ、電話をした。

「はい、ありがとうございます。○○ホテルです」とバリバリの日本語でした。

香港の友人に予約確認を頼まれまして~と事情を説明し、部屋の位置を聞くと

「角部屋以外でと承っておりますので、そのようにしております。」と。

彼女の希望の通りになってました。

香港のパルにその旨を伝えても、

”the inner room"っていうのがね…と言ってました。

えっ?合ってません?最も奥の部屋だと

”most inner room"にするのでは?と言ったら、

「あっ…」と、そのとき何か分かったらしい。

英語圏の人は角部屋のことをなんというのか知らないけれど、

非英語圏の彼女は”The”がついたから最上級になってる!

”一番奥の部屋”にされてる!と思ってしまったようです。

英語圏じゃない同士での英語メールって、

やっぱりややこしいと思った。

寧ろ、「角部屋以外でお願いします」と備考欄に日本語で書いている人に

予約の氏名や国名が外国だからといって、英語で返答することが一番の疑問。

日本語で返しておけばこんなに問題もややこしくなかったのに、と思ったり。

”角部屋”が分かる人ですよ、きっと日本語がわかるか、

日本人の知り合いがいるんだろう、と私なら思うのだけれど…。

「角部屋以外で、用意してお待ちしています!」と

日本語で返信してくれてあったほうが香港のパルには親切だったかも。

「日本語で話しても、英語で返ってくる。」と

日本を旅行したアメリカのパルから聞いたけれど、こういうことだったのかも。

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