ロンドンのパルから大英博物館に行って、
パンフレットゲットしてきたわよ~!とハングアウトの
メッセージがきた。春画の写真つき。
おぉ~!
ディープキス…いや、そんなおしゃれなものではなく、
接吻、というレベルの古めかしさなれど、
もう少し、泥臭いような言葉。”口吸い”といった類です。
言葉がでてこないけれど、昔の人々はなんて呼んでいたのかしら?
「見学の小学生が多かったわ~」とメッセージがあったので、
それは”芸術”だというにしても、ちょっと…と思ったら、
春画エリアには年齢制限があるらしいですよ、18歳から、と。
「多分、あなたは大丈夫じゃない?」とパルに言われた。
そうね、まあ、ぎりぎりかしら、と答えておいた。
「是非、このパンフレットの感想を教えて、あなたの感想を聞きたい。」と。
なんだかとても中身は過激なのかしら?!とドキドキ、わくわくですよ。
「めいさんために」というメッセージ付きだったので、
「めいさんのために」”の”が抜けてますよ~と訂正した。
いつもは滅多に彼女の日本語を訂正しない。
訂正ばかりされると、モチベーションも下がるし、
やっぱりあまりいい気がしないから、と彼女に話すと、
「大きい間違いは教えて!」と言われた。
いまのところ、あなたに大きな日本語の間違いはないわよ~と話すと、
彼女は数日前にどでかい日本語の間違いをしたことを話してくれた。
彼女は大学の授業で「日本語会話」なるものがあったようで、先生に
「好きな食べ物はなんですか?」と聞かれ、
ちょっと日本通をアピールしようとして、
「私はあんこが好きです。」と言ったつもりが、間違えて発音し、
日本人男性の先生はちょっと固まったらしい。
それからすぐに「日本語学習者が間違えやすいミスですが、
日本語では全く違う意味になるので、気を付けましょう。」という
説明があり、彼女は意味を知ったとか…。
”あんこ”…わかったよ、何を言ってしまったのか…。
日本人の先生はそれは固まっただろう、
私もロンドンのパルにそれを言われたら、
「カミングアウトか?!あれ?恋人は男性でしょ?!」と焦るわ~と話すと、
「ワタシハ ヘンタイデハ アリマセン。」と続けて言って
自分でフォローしたらしい。
…それ、フォローになってる?大学で言うこと?!
墓穴掘ってません?ともう笑えて仕方がなかった。
それにしても変態?!そんな日本語、どこで覚えた?!
他に覚える言葉が山ほどあるでしょ!と突っ込むと、
「こういう言葉が一番、覚えやすいでしょ?」と聞かれた。
実は、私はそういう言葉に疎くて…
ええ、カマトトぶるつもりも、ぶりっこするつもりもないんです。
ただ、容量の少ない私の頭にそんなに使う頻度もなく、機会も人も
限られている言葉を入れている隙間はないんですよ。
知っているのは2語!
でも、そのものズバリの単語ではなくても、隠語っぽいものがあって、
あれは特に難しい。
英語ではbitsとかです(bits:男性器を指す)。
トヨタのビッツがオランダでは違う名前で販売されている理由を知ったとき
知ったのよ~という話をロンドンの彼女にした。
そういえば、日本人のピーナッツの発音はペニス、と聞こえるらしい、
私、”ピーナッツ”とは英語で言わないようにする、
という話をイギリスのパルにしたところ、
彼女の知り合いの日本人男性の話をしてくれた。
彼は”cook"をなぜか”コック”(cock)と発音し、(正しくはクック、です。)
「日本人のコックの作る料理はうまい!」という話をしたらしい。
日本語のコックさん、そのまま発音したんだろうなぁ~と
私は思ったのですが、”コック”連発はまずかった。
私も知らなかったけれど、cockにも”男性器”という意味があるらしい。
最後に、女性に「日本人のコックのを食べたことがある?」と聞いたらしい、
コックが”男性器”とも聞こえる中でのその発言、
場はしーんとしたらしい…。
笑ってあげて!そこはせめて「ネタやろ!」と誰か突っ込んであげて!と
さすがにかわいそうになった。
私の英語の言い間違いなんて、まだまだかわいいもんだわ~と
ほっとする間違いの数々。
ロンドンのパルの次の日本語間違いに大いに期待!