カナダのパルがチョコレートクッキーを焼いたわよ!と
whatsappでメッセージをくれた。
「サンタクロースのため」です。
ツリーの下にクッキーとコップ一杯のミルクを置く、
アメリカやカナダ、多分、イギリスでも一般的なよう。
カナダのパルがスケジュールを話してくれた。
24日には彼女の両親と夕食会、
25日は夫の父とその奥さんと食事会、
26日は夫の母とそのご主人と食事会…とパルは大変そう。
娘の見ているアメリカのアニメにもクッキーを置くシーンがでてきて、
「母さん!サンタクロースのためにクッキーを焼こう!」と
言い出した。
・・・誰がクッキーを焼くの?「母さん!」
この末っ子の発熱でぐったりの今、サンタの為にクッキーを焼く…
「わざわざ遠いフィンランドから来るんだし!」と娘が言うので
うちにくるサンタクロースはクッキーより、チョコレートを好む、
と娘に話しておいた。
ディズニーチャンネルというケーブルテレビのチャンネルは
素晴らしく悪いシーンがなく、
ディズニーチャンネルは安心して見せれるわ~と満足していた。
しかし、これって、ものすごい文化の輸出だと
最近とくに思うようになった。
例えば、3日ほど前、小2の娘が急に言い出した。
「お母さん、クリスマスは赦し合う日なのよ。」と突然。
夫と二人、「はぁ?!誰が言ったの?」とびっくり。
まさか学校の先生がそんなに宗教色の濃い発言をした?と
驚いて聞くと、「アニメで言ってた。」と。
多分、ディズニーチャンネル。
クリスマスは好きだけれど、ケーキとごちそうを食べる大義名分
としてのクリスマスが好きなだけで、
宗教的行事としてはしたくない、
宗教の類にはつい拒否反応が先に出る。
「クリスマスしか赦し合えないって、問題だと思わない?」と
娘には言った。
「…すごい破壊力。」と夫を絶句させてしまったけれど。
クリスマスって、あなたはどう思う?と
アメリカでライターをしているパルが聞いてきた。
宗教は置いておいて、”メリークリスマス”と言い合うのは好き、
でも、やっぱり宗教はきっちり横に置いといて欲しい。