オランダのパルから年末に手紙が来た。
すっかり忘れていたけれど、そういえば彼女も二人目妊娠中だった!
彼女は10月に出産していたらしい。
彼女の手紙で「あなたが3人も子どもを世話しながら、
家事に料理に文通に、どうやってるの???」と聞かれた。
彼女はドイツ人で、ドイツからやってきたお母さんがオランダに来てくれて
いろいろと手伝ってくれたみたいだけれど、お母さんが帰国してからが
とても大変だったらしい。
私も里帰り出産することなく、手伝いにも来てもらわずだったので
大変さはよくわかる。私の場合は、家事は限界まで手抜きだった。
赤ちゃんが元気だったら、それでいいと夫も言っていたので
赤ちゃん中心だったなぁ…。
オランダのパル、赤ちゃんとはスーパーにすら
ウイルスが心配で連れて行けないくらい、と。
わかるわかる、私も夫に買い物リストを半年ほど渡してお願いしていた。
その彼女、家族で初めて行った場所はどこだと思う?と手紙の中で書いていた。
なんと「夜間救急!!」。
新生児が産後2週間で発熱39度で夜間救急に行ったらしい。
それは・・・大変だったに違いない。
「いまは家族が順番に風邪をひいている状態よ。」と。
ええ、それは我が家では日常で驚きません。
いつもオランダでの生活を楽しんでいる感じがする彼女なのだけれど、
今回の手紙には何度も「ドイツに帰りたい」「ドイツに戻りたい」と
書かれていた。
ドイツに帰れなくても、メイドを雇えたらすべて解決するんだけれど、とも。
クリスマスのシーズン前にちょっとドイツに帰りたいと書かれていたけれど
果たして帰れたのかしら?
上の子と遊ぶ時間が少なくて、上の子に罪悪感、
下の子の面倒にあまり手を掛けれず、下の子にも罪悪感…
どうやってこの感情と付き合っていけばいいの?と延々と綴られる文面から
彼女のストレスがかなり極限なことも私にもわかった。
私もまだ「こうしなさい」と言えるほどの黄金則を子育てにもっておらず、
「日々是三省」の境地。
お互いにベター(より良い)なお母さんを目指そう、と書こうと思う。