バレンタイン第1陣をイギリスとフランスに送った。
EMS以外にも国際小包(航空便)でも集荷に来てくれるので、
まあまあ頻繁に頼んでいるほうだと思う。
なんせ周囲の郵便局の駐車場が狭かったり、小さかったりで
いろいろと試されるもので。
田舎だから、国際小包はレアなようで、誰が来ても、
「え~っと…」と端末を持って固まるところから始まる。
大体4人くらいの人がいるようで、50代のおじさんだとほのぼの、
50代のおばちゃんだと「わからんから、持って帰るわ~!」と
とりあえず持って帰り、
30代のお兄さんは四苦八苦しながら頑張る。
一番若い20代のお兄さんはいつもさわやか!
わからなくても、「すいません、わからないんですけれど~」と爽やかに聞く。
そして、「勉強になりました!」と帰っていく。
・・・いやいや、勉強してからお客さんのところに来て!という
突っ込みをお兄さんが帰ってからふと気づくほどに爽やか。
そんな20代のお兄さんが今回は集荷に来てくれた。
「毎回、聞く気がするんですけれど…国際小包、滅多になくて…
これって、なんでしたっけ?」と私が付票に書いていた「1000円」を聞いた。
あぁ、これは小包の中身の値段です、と話し、
「あぁ~!前も聞きましたね。」と納得されていた。
ええ、前も言いました…。
その後、お兄さんの手が止まり…
えっ?切手の金額が足りない?とどきっとして聞くと、
「イギリスって、England以外の言い方ありませんか?」と。
私は「England/英国」としていたのですが、
郵便局の端末にはEnglandはないそうです。
知らなかった…郵便局の端末はアルファベット順だったのか!
「では、UK(United Kingdom)ではどうでしょう?」と言うと、
「おぉ~!ありました!これですねUSA」
…いやいや、それUnited States of America、アメリカですやん!と
彼の本気のボケについ突っ込んでしまった。
「あれ?イギリスないのかな?」とお兄さんは焦ってましたが、
UKもEnglandもないのなら、GB(Great Britain)ですよ、と話したら
「あった!ありました!」と喜んでいた。
お兄さん…大丈夫か?と心配になったけれど、
郵便局の端末、アルファベット順ならオランダとかはNetherlandsで登録?
あのお兄さん、そこまでたどり着けるのか?と心配になった。
デンマークやスウェーデン、フランスなどはアルファベット表記そのままだから
わかりやすいだろうけれど、Greece(ギリシャ)とかMontenegro(モンテネグロ)は
日本語表記がないと局員さんがちょっと固まったのを何度か見たことがある。
日本語表記があっても「ア…アルジェリア?どういうご関係?」と
聞かれたこともありますが、「文通相手です…。」
国名で一番、どこ?!と私が焦ったのもAlgeria(アルジェリア)でしたっけ。
国名を聞いても、「・・・どこ?」だったので、他人のことは言えません…。