ほとんどといっていいほどに、
私の英語の間違いを指摘しないロンドンのパルに昨日、
英語の間違いを指摘された。
ひなまつりの話をした後で、
”We didn't do nothing."(何もしなかった)と私が言うと、
”We didn't do anything."とすぐに言い直された。
とっても言葉を選びながら、”very,,,ghetto English."
ghtettoって、何?と思って聞くと、
「貧しい人や学のない人々によって構成される地域」、
つまりスラム街のようです。
汚い英語、学のない人の使う英語、という意味らしい。
へぇ~、知らなかった。
ゲットーって聞くと、一番に思い浮かんだのはユダヤ人居住区。
あれ?ゲットーって、そういう意味でなかったっけ?と調べると、
第二次世界大戦時代、ユダヤ人居留区をゲットーと呼び、
それが転じて、スラム街、貧しい人々の居留区となっていったらしい。
なんだか歴史が詰まった言葉で、それだけで複雑な気持ちにさせる。
イギリスでダメだからって、カナダでもダメとは限らない、
とついカナダのパルにも聞いてみた。
”we didn't do nothing."って、どう?と聞くと、
” it makes a person sound uneducated... ”
(学のない人って感じの英語ね。)と言っていた。
ネットを検索しても、このことについて書いているのを見かけず、
何がどうして、ダメなんだ~!?という感じですが、
正しくは、”We didn't do anything."か
”We haven't done anything."だそうですよ。
よくわからないけれど、そういうものだとして覚えておこう。
"We didn't do nothing."って、英語圏の誰かから聞いた気がするんだけれど、
「全然、あり!」と日本語で言っている
ようなものなのかしら。
「全然の後には否定形だから!意味分からん!」と言いたくなるあれと同じ?
気を付けよう nothing でばれる 英語力…
と一句読みながら、nothing以前にバレてるだろうけれど。