ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

もちものが消える

娘のクラスはよくものが紛失する。

春から上履き、教科書、ノート、帽子…

被害にあった子どもは特定の子ではなく、

本当にバラバラだけれど、「○くんや!」と子どもたちが

言うのは特定の子。

いやいや、決めつけはよくない、

見ていないのに言ってはダメ、と娘に言ってきた。

昨日、娘の持ち物がなくなった。

先生に娘が言ったら、「明日、探してみたら~?」と言われ

そのまま帰宅。

明日って…毎日、使うものでしょ?

なんで明日?

なんで今日ではなかったの?と疑問でいっぱいですが、

担任からの報告は連絡帳も電話も一切ない。

ほかのものがなくなったこどものママさんたちも言っていた。

「とにかく、一切、説明も報告もない。

こっちから電話して聞いても、何の対応もない。」と。

春頃、上靴隠しを特定の子が2週間近くされ、

その間、先生の対応も指導も全くなく、

そのことで懇談会保護者出席率9割という

ほぼ全員の保護者が担任の対応のひどさについて意見した。

もっとどういうクラス状況なのか説明をしてほしい、と。

「保護者が大事(おおごと)にすると、こどもがもっとするから、

私は距離を置いていた。」と先生はおっしゃいまして、

保護者の顎を外しかけたことがあり、

それ以後、「あの先生には言っても無駄」な雰囲気と

揺るぎない絶大な不信感を得ている。

娘のものまでなくなったことで、

こういうときの先生の正しい対応って、一体何なのかと

ネットで調べてみた。

どうやら、上靴隠しに遭遇しない先生はいないというほど

上靴隠しはポピュラーなもので、かつ、対応が難しいらしい。

基本的に学校は”犯人捜し”をしないし、

よくいえば、自主的な改心を期待する。

悪く言うと、とりたてて何もしない。

そういえば、私が小学生のときにも何度か上靴隠しなんてあって、

そのときも犯人を捜すこともなく、終わった気がする。

子ども心に、「甘すぎる!」と思ったけれど、いまも変わらず。

学年によるのかもしれないけれども、低学年には

「やっていいことといけないことがあり、明らかに後者の

やってダメなことだ。」と社会のルールとして教える必要がある。

繰り返されるときには、クラスで話し合い、学年集会、学校集会、

保護者にも連絡して、被害者の子だけの問題ではなくて

全体の問題として取り扱うべきだと思う。

小学校低学年の親として、喝!!を怖い男の先生にクラス全体で

入れてもらうだけでも意味があるんじゃないかとも思う。

クラスだけで終わらせず、

そういう問題を保護者にオープンにすることで

保護者も状況がわかり安心する。

説明も何もないということが、どれだけ不安にさせるか、

私の場合は苛立たされるか。

いじめのニュースを見ない日はないのに、

まだまだ日本の小学校は閉鎖的だと感じる。

自分の手に負えない仕事のとき、

能力不足を認めて誰かに仕事をお願いする、

手伝ってもらうことも立派な仕事のやり方だと思う。

娘の担任はそれを知らないのだろうけれど。