人生にはたまにびっくりするようなドラマチックな出来事がある。
私が主人公になることもあれば、
名脇役(のつもり)として登場することもあるし、
華を添える一人としても登場したい。
ええ、こちらは希望。
私、本日、寝不足です。
「ちょっと聞いてくれる~」と保育園時代からの友人に
愚痴愚痴と娘のクラスの事件を電話で話し、
そろそろ寝ようとした0時過ぎ、
ロンドンのパルからメッセージが来た。
「昨日の夜、彼に”結婚してくれる?”って聞いたら、
YES!って。即答をもらった。」
なんてメッセージが来て、眠れますか?!
もうスッポンの如く、食いついて、鼻息荒く聞きましたとも。
彼女の大学での授業開始とともに終わりましたが、
なんだか私が興奮して眠れない。
全く関係ない私が、なんだかドキドキ…。
結婚を報告される女友達、映画やドラマによくあるワンシーンですよ。
「おめでとう~!」と黄色い声で言われるのをよく目にするアレ、
鼻息荒くすっぽんの如く質問するのが現実です。
私のパルたちは、長く付き合っているボーイフレンドはいるけれども
結婚していない、というパルたちが本当に多い、
今の状況に満足で結婚でよくなるということもないだろうから、
結婚という古い慣習が好きではないから、
一度、失敗して結婚の酸いも甘いも知ったから、
みんなそれぞれにあるけれど、
ロンドンのパルも一度経験している結婚に夢を抱くこともないし、
今の関係で満足している、と聞いていただけに
「その突然の心境の変化は何?!」とびっくりした。
付き合って2年、同棲して1年、何度も求婚されていた。
いや、もう、私が話を聞くだけでも、
「彼も頑張るわね~」と思ってましたが、ついに実ったのね!
なんで、あなたからプロポーズしたの?
あれだけ彼からプロポーズ攻撃を受けていたんだから、
いつものように彼に言われたときに「YES」と言えばいいだけでしょ?と
質問したところ、
アメリカ人の彼(正確には米英ハーフですが、
アメリカ人気質と彼女は言う)は
「とにかくプロポーズを派手に大々的にロマンチックにしなければ
いけない!という思い込みがある」と。
イギリス人の彼女に言わせれば”それがいかにもアメリカっぽい”らしい。
「だから、私がプロポーズしてそのストレスから解放してあげたのよ」と
お茶目に語っていた。
「あなたが遠いのは知っているし、来るのが大変なのも知っているけれど、
結婚式に招待したい。」と言われまして、
つい「素敵~!!」と答えてしまった。
まだ未定の結婚式ですから。
「ただ、これだけは忘れないでほしい!」とリクエストをしておいた。
「招待状を送る前に、私にイギリスの結婚式マナー本を送って!」と。
「笑、もちろん。」と。
招待状はともかく、イギリスのマナー本、読んでみたいかも。
それに「和食の基礎」という和食のレシピ本を入れた。
日本酒もみりんもほんだしも醤油もあるというロンドンの彼女、
なんと先日、私と同じ日に”いなりずし”を作っていたことまで判明。
和食のレシピ本、かなり楽しみにしている様子。
無事に着くといいけれど。