「家庭訪問どうだった?」とロンドンのパルからメッセージがきた。
いろいろあったけれど、一番うれしかったことは
「掃除地獄から解放されたことよ~!」と送信。
どんなことを話したのかと聞かれまして、
娘の担任の先生からは
「周囲に流されず、自分の意志で動いているのをとても感じる。
高学年になるとそういうこもいるけれど低学年では珍しい。」
と評価された。
…それは過大評価かと。
周囲に流されるもなにも、うちの娘、マイペースすぎて周囲を見てないだけかと、
とつい申告してしまった。
入学して2週間の息子、長男だけれど次男のような陽気さで
ダメンズ代表になるんじゃなかろうかと常々、心配しているけれど、
「お母さんに言われたことはいつも朝一番に
お母さんにこう言われたけれど、先生、どうするべきですか?と
聞きにきてくれます。指示もしっかり理解して行動しています。
いろんなことによく気が利いて、動いてくれます。」と。
…それ、どこの子?
もしかして、クラスに同じ名前の太郎君でもいますか?
うちの息子は右に置いたお汁椀を左にも自分で動かさず、
ちょっと遠いお茶もとらず、箸は弟にとらせ…
”右のものを左にもしない”って、こういうことか?!の代表のような太郎で、
”気が利く”なんて、一番遠い位置にいるんですけれど、と唖然とした。
そういえば、園でも「太郎くんはよく気がついて、動いてくれる」と言われたような。
家でもその3割でいいからしてほしい。。。
玄関での家庭訪問が多い地域らしいですが、我が家はリビングで
「家庭での学習環境も見てください」と入ってもらい、
高級なお茶をお出ししたところ、
娘の先生も息子の先生も、「おいしいお茶ですね~!」と感心していた。
玉露ですが、わかる人には高級なお茶はおいしいのかしら。
「このまろやかさ!」
「甘くておいしいお茶ですね!」と絶賛された。
夫が淹れると苦いだけですが、私が淹れるとね…
おほほほ!と鼻が伸びました。
息子の先生は日本茶に目覚めたばかりらしく、家でも日本茶のようで、
「どこのお茶ですか?」と聞かれた。
鹿児島産だったような…とうろ覚えです。
詳しくないので、お茶屋さんでおすすめを買っただけで玉露のおいしさも
いまひとつ私にはわからず、というところから、
先生のおすすめのお茶屋さんに和菓子屋さん、ケーキ屋さんの話になり、
PTA役員やママ友トラブルなどなど聞いたり聞かれたり、
校区が違う友人に話すと、「それは家庭訪問じゃなくて、世間話やん!」と
突っ込まれた。
・・・息子のことはさらっと聞いただけで、
後は世間話に花を咲かせてました。
お茶もお菓子もあまり手を付けない、と先輩ママさんから聞いたし、
いままでも飲み物だけ飲まれていた家庭訪問。
今年はお茶菓子も一応、用意しました。
桜の花が乗った和菓子で、目で春を味わうものでして…
美しい~!とうっとりして購入。1つ300円!!この小ささで…と
眩暈がするほど和菓子は高くて小さい。
娘の先生は和菓子を見ると、「おぉ~!」と言いつつ、
「ダイエット中なので。」と手を付けられず、でしたが帰る際、
「持って帰っていいですか?誘惑に勝てませんでした…」と。
息子の先生は「食べながらでいいですか?」とお茶もお代わりされ…
今年度の子どもたちの担任の先生たち、どちらも率直だなぁ~という印象を受けた。
たった20分ほどでも先生たちの考え方や性格などが垣間見られる家庭訪問、
良い機会だなぁ~と毎年、思う。