日本に来る日が近づいてきたロンドンのパル、
通勤ラッシュの時間に新幹線に乗ることになるそうで、
「どう思う?」と聞かれた。
通勤ラッシュの時間に新幹線乗ったことがないのでわからないけれど、
「指定席とったら?」とアドバイス。
いつとるの?どこで?どうやって?と聞かれ、
緑の窓口もあるし、新幹線に乗車してからの自由席変更もできるよ~と話した。
彼女は新幹線よりも飛行機に緊張するそうで、
それはやっぱり、ドイツの飛行機事故とかテロとかいろいろ想像して?と
聞くと、そうではなかった。
彼女がアメリカに旅行したとき、アメリカ国内で乗った飛行機が
”emergency landing"したらしい。
・・・緊急着陸?!
以降、もう怖くて怖くて…って、それはそうだろう。
そんな中、よく日本に来るのを決心したね~、
私なら船を考えるわ。
イギリスー日本に船があるかどうかも知りませんが。
日本での滞在が近づくにつれ、私への質問も細かい。
その割には与えられる情報は少ない。
例えば、「滋賀県は電車で、どこにでも行けると思う?」と。
範囲が広すぎるよ~!
自慢ではないけれど、私は滋賀県は未踏の地でして…
せめて、あなたの行動範囲をもう少し細かく教えてくれたら
市名を聞いたところで、私には未踏の地でした。。。
田舎なら電車はそんなにないし、
大きな病院や市役所に行くバスはあると思うけれど
どれくらいの交通の便があるかは、ホームステイ先にもよるから、
ホームステイ先の住所は?と聞くと、「未定」らしい。
えぇ?!来月に日本なのに?とびっくり。
ホームステイ先が決まれば通知してくれるらしいので、
それまでは都会?田舎?とドキドキ。
日本への研修という大きなイベントもありますが、
彼女は結婚式という大きなイベントも来年の夏にはあり、
いろいろと彼と相談したいところだけれど、
"trying to pin down John is a bit like trying to catch smoke."
(ジョンにはっきりさせるのは、煙をつかむようなもの)
pin down:決断させる、束縛する、
イメージそのままでわかりやすい。
イギリスの一般的な結婚式は未知の世界ですが、
彼女は50人前後の小さな結婚式の予定らしい。
50人…小さいのか?
親に払ってもらうのではなく、自分たちで出すし、
「できたら、ブライズメイドをあなたにしてほしい!」と言われ…
光栄ですが、それって、既婚女性ありなのか?!
そもそも、私がロンドンまで行けるのかしら?
「1年前から言っているのだから貯金してよ!」と言われました。
家族で…とつい考えると、貯金では間に合わないような。
宝くじしかないかも?!
ロンドンのパルは"wedding venue"なるものを目下、
探しているところらしい。
ゲストが宿泊できて、結婚式もできるところのようで、
日本でいうところの結婚式場にホテルがついているような感じなのかしら?
「全員宿泊は無理だから、遠い人だけ。」とか。
結婚式はやっぱり、どこの国でも考えることや決めることがいっぱいだわ。
彼女の友だちはカナダやアメリカからも来るし、
大学教授の日本人も招待客にはいらっしゃるとか。
ロンドンまでの航空運賃(家族全員だと65万ほど)の高額さや
こどもの突然の発熱によるキャンセルという恐怖と、
滅多にないイベントに便乗してロンドン!というわくわくを天秤にかけ、
1年ほど悩もうと思う。
キャンセルする可能性を考えると、ロンドンのパルとは違う意味で
飛行機が怖い…。