ロンドンのパルが来日する日まで残り1週間!
彼女は8週間ほどの研修後、関西をぐるっと観光し、関東へ行く。
関西、京都→大阪→兵庫という移動する中で、
私の担当は兵庫での宿泊先確保。
よく海外旅行者が「ツアーより個人手配が安い」と言うけれど、
それはそうだろう、と国内旅行でも思う。
ロンドンのパルもそう言うと、私に丸投げ…。
えっ?禁煙の部屋?喫煙の部屋?
ツイン?セミダブル?
朝食はつけるの?
予算の上限は?
これだけはゆずれない条件ってなに?
と各種聞いたものの、「あなたは?」と聞かれ…
そうね~、禁煙の部屋で夫と二人ならツインかダブル。
朝食はついていてほしいし、移動手段が電車だったら
駅から近いところで、コンビニとかも近くにあったら嬉しい、
予算は…ホテルなら1人1万円くらい?と答えたところ、
「それでいい!」と。
彼女の希望は”姫路城観光”のみ。
ということで、3つほどホテルをピックアップして、
じゃらんのページを印刷、英訳をつけて彼女に送った。
「すごい!いま、初めてあなたが日本人だと思った!」と
日本語で言われました…。
どういうことかしら?
こんなにきっちりするとは思わなかったってこと?と自分で言う。
ええ、誰も言ってくれませんから。
夫には横から、「もっとこうしたほうが…」「いや、それは…」等、
ずっと言われたレベルでしたが、ロンドンの彼女からは絶賛され、
彼女のアメリカ人の婚約者にも
"You are amazing!"(君は素晴らしい!)とまで言われ、
謙遜を知らないので、「まぁね!」と返答。
夏休み期間の宿泊のため、早く決めて!さもないと、予約できなくなる!と
気が気ではない中、2週間も放置プレイをされ、
ついに今日「決めたわ!」とメールが来た。
宿泊する人たちより私が気が気ではなかった。
どちらも無事に予約ができ、(もちろん私が電話で予約!)
任務完了~!と思いきや、京都、大阪での宿泊地が頓挫したことを今日知る。
「できたら、またホテルのピックアップだけでもしてくれない?」と言われ、
今度は私もよくわかっていない京都や大阪を観光マップと格闘しながら探す。
「なんてお礼を言えばいいやら…」と言われたけれど、
「メイ代理店と呼んでくれたらいいから。」と話すと笑っていた。
代理店っていうのは大変でして…
「日本でスマホって、どうやって使えるの?」と聞かれると
それについて書かれた英語のページを送り、
「大阪ー姫路間の新幹線って、どのくらい?」と聞かれると、
2つ、3つの新幹線時刻をお知らせし…
これはもう仕事にできるんじゃないだろうか?とすら思えてきた。
「洗濯とかできる?」と聞かれ、
「ホテルの4Fにあるみたいよ~」と言ってから、
あっ、いまのはアメリカ英語の4Fね!と慌てて付け足したり、
(アメリカは日本と同じ the first floor,the second floor,the third floor,
イギリスでは the ground floor,the first floor ,the second floor と1つずれる)
地下鉄の英語…イギリスはTubeだっけ?Subway?Underground?と混乱したり、
(Tube と undergroundが正解)
ロンドンのパルが大阪駅地下で迷いそうだと話していたので、
「大丈夫!日本人のうちの夫も迷ったから!」と安心?させたり、
そして、いまだに大阪の宿泊地候補を検討中。
ロンドンのパルがイギリスを立つまでに決まるのか?とハラハラしてしまう。