ロンドンの彼女が旅行記をネットでつけている。
「疲れているため、すべて英語」で、日本人の私に向けられて
書かれた手紙とはなんだかちょっと違う英語を読むと、
これが英語を母語とする人に書かれた英語なのか~と興味深い。
内容が日本でのことのため、内容把握がわかりやすいので読みやすい。
例えば、ステイ先のスライドドアに曇りガラスが入っているのを写真撮影して、
「現代の障子」と書かれてあった
どこの家にもある、部屋のスライドドアではあるけれど、
障子?これは障子なのか?現代の障子?
そんな言い方はありか?ありなのか?と日本人の私はPCの前で固まり、
夫に「これは障子?」と我が家の曇りガラスの入ったスライドドアの前で
腕を組んで検討会。
ロンドンのパルが言うには、「紙とは違い破れない、ガラスでつくられた現代の障子。
この仕切りはとっても、素晴らしいアイデア!」らしい。
まぁ、どこの家にもありますから、みんな使いやすいのは事実なんだろう。
そんな彼女のここ最近の疑問、
「ここでは昼12時と夕方の5時には音楽が鳴るのよ!!」
・・・えっ?とカルチャーショックを受けたのは私。
そんなこと、日本の豆知識として紹介すらしなかった。
そこ、面白いところだったの?!と逆にびっくり。
「どうしてなのかステイ先のママさんに聞かなければ!」と書いてあった。
彼女はその地域限定と思ったようなので、それは多分、ほぼ日本全国であるわよ。
私の地域でも夏は6時、冬は5時にチャイムが鳴るわよ~と話した。
もちろん、私の実家、岡山でも鳴ってたわよ~と話すと、
「なんで?」と聞かれた。
それはね、子どもが時計を持たずに遊んでいるから、
チャイムで時間を知らせているのよ。
夏の6時、冬の5時は子どもたちの帰宅時間ということよ、と話すと
「納得!」と。
これって、日本だけなの?と逆に私も興味が沸いてきた。
イギリスでは都市の中心の古い建物に時計があっても取り壊されていたり、
動いてなかったりするようで、彼女はとても感心していた。
数少ないながら、いまでも時を告げる鐘を突くお寺もある。
京都ではそんなお寺の鐘の音も聞こえるかもね~と彼女に話した。
「それは楽しそう!」と言われましたが…
京都のどこでお寺の鐘が鳴るかまでは私もわからず。
彼女の京都滞在中に聞けたらいいけれど。