ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

字が読めない

香港の友人から「日本語ですか?」とLineで画像が送られてきた。

そこに書かれていたのは崩し字…。

平仮名が散見され、「これは確かに日本語」と返信すると、

「打って。」と言われた。

打ち直してほしいということですが…日本語ですが、読めません~!

ちらほらと読める漢字やひらがなは”菩薩””天神””祖先”と

平たく言うと、胡散臭い新興宗教系の臭いがする。

「これをどこで入手したの?」と逆に質問すると、

「社長が買ってきた。わからないまま。」らしい。

社長!!

読めない意味不明な文章を骨董品と思って買ったのでは?!と

脱力してしまった。

「日本語でも読めないんですね」と香港の友人に残念がられましたが、

崩し字って、難しい…。

それなりによく知っている人ならば、癖もわかるので読めるけれど

全く知らない人の崩し字って、もう暗号にしか見えない。

そういえば、ロンドンのパルが日本人の手書きの日本語が読めない、

と私に「日本語で打つか、英訳して。」と画像を送ってきたことがある。

彼女の大学の日本人教授が彼女の日本語エッセイの出来の素晴らしさを

褒めたコメントをしていた。

日本人の私からすると、汚い部類ではなく、至って普通の字だけれど

ロンドンのパルは手書き文字は読めない、と。

日本文化を習ったときに、日本人が文字をきれいに書くことを重視するとか、

汚い字、と言われるのは屈辱的だとか学んだようで

「字が読めません」っていうのは、失礼でしょ?と言えないらしい。

汚くなくても、読めないことはあるよ!失礼にならないから、と話したら、

彼女が日本にいるときに私が彼女に送ったゆうパックの送り状が読めず、

私の住所が漢字で書けない、と言われた。

…そんなに汚かった!?とつい送り状の控えを確認してしまった。

普通の字ですよ!!

やっぱり、日本人は字が読めないと言われると、

多大なショックを受けることを改めて知った。

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