学園ものの映画はたくさんあって、かなりの数を観てきた。
覚えているだけでも『陽のあたる教室』
『グッド・ウィル・ハンティング』
『モナリザ・スマイル』等々あったけれど、
今度からこれを一押しにする。
『フリーダム・ライターズ』。
時代は1994年、私はなぜか1914年だと勘違いしていて、
へぇ~1914年はこんな感じでアメリカは人種差別で
学校が荒れていたのね、と思っていたのに
それが1994年、いまからたった20年前という衝撃。
貧しい地区でギャングも多く、
荒れに荒れている学校に赴任してきた
新米教師と高校生たちの交流…とかになるのかしら。
何度、泣いたか。泣かされたか。
思うようにいかない、
人生は不公平だ、
環境は自分ではどうにもできない、
そう思っている思春期の世代が観てもいいし、
私が見ると、「いい先生に出会ったなぁ~」と羨ましい。
主演のヒラリー・スワンクは『ミリオンダラー・ベイビー』の
印象が大きすぎて、痛々しいとしか覚えていなかったけれど
素敵な先生だった。
彼女自身が、というより、その先生が「うーん…」でしたが、
ヒラリー・スワンクの”先生”はよかった。
ヒラリー・スワンクって、体当たり的な人物が似合うなぁ~。
これが実話だっていうんだから、いろいろ考えさせられる。