ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

試される

たまに「何か国語話せる?」と聞かれる。

日本人には「え~っと、関西弁と岡山弁と標準語と…」と言っている。

海外のパルたちにはこのジョークは通じないので、

「使えるのは英語くらいだけれど、女子トークは中国語でできる。

恋愛と結婚関係の単語は耳ダンボで聞くから。。

韓国語とドイツ語を大学でかじったけれど、ほとんど忘れた。

スペイン語は挨拶だけ。」と話して、

浅く広くしすぎな言語の数々にため息が出る。

でも、台湾や香港、中国のパルたちから、

「中国語できるの?それじゃあ、次のページは中国語で!」と

中国語のずらずら~っと書かれた手紙を何度もらったことか…。

”ちょっとできる”っていうの読んだ?

これは、ちょっとの域ではない!とため息。

カシャっと写真に撮って、

香港のパルに「訳して~」と丸投げしたこと数回。

「友人に頼んで訳してもらっただけです。次は英語でよろしく」と

もちろん書いている。

中国語と韓国語はまだいい。

仲良しの友人がいるので、訳してもらえる。

問題はドイツ語です。

中国や台湾、香港のパルたちはLineでつながっていることが多いので

ちょっとした質問や返事をLineでしたりするときもある。

「こんなに中国語の手紙は読めませんから!」といった具合に。

ドイツやヨーロッパのパルたちは、Line,whatsappといったもので

つながらず、メールもせず、本当に手紙だけ、の人が多い。

そういう人からオールドイツ語や半分ドイツ語、

オチをドイツ語で書かれているであろう手紙を受け取ると、

「・・・」と固まる。

もちろん、そんな手紙を送ってくるのは最初の手紙か

私がドイツ語を学んだことがある、と知った返事くらいで、

長い付き合いのドイツのパルたちは私のドイツ語の

できなさを知っているので英語で書いてくる。

「ドイツ語がちょっとできる」と英語で書いたくらいでは

わかりにくいのかもしれない、と私がわかるのは挨拶と曜日と

ちょっとした地名と、と事細かにレベルを説明し情けなくなること数回、

2通目となる手紙をドイツから受けとった。

Die Sticker sind fur Hanako,Tarou und Jirou.

(ウムラウト、点2つ、は省略)

これくらいならわかる。

「シールを花子と太郎、次郎に。」ってことね。

「ドイツ語、わかったわ~!」と夫に自慢したら、

「”sticker"ってあるし、子どもの名前もあるし、シールも入っている。

俺でもわかるわ。」と言われてしまった。


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