ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

『マダム・イン・ニューヨーク』

いつか観たいと思っていた映画をケーブルTVでしていた。

用事があって最後まで観れなかったけれど、

それでも十二分に楽しかった。

あらすじは、アメリカ在住の姉の結婚式に出席することになって

英語の苦手なインド人主婦がアメリカに行くというもの。

この主婦の美しいこと!年齢不詳にもホドがあるわ~とびっくり。

インドの吉永小百合だそうですが、納得!

英語ができないことで、アメリカのカフェで邪険にされたり、

地下鉄に乗るときも大変だったりとしながらも、

英会話教室に自ら電話をして苦手克服に挑む。

それにしても彼女の着ているサリーの美しいこと、美しいこと。

サリーを買いにインドに行きたくなるくらい。

映画の内容は英語学習と彼女の精神的な自立が描かれている。

それにちょっとした淡い恋心も。

通じない言語(ヒンドゥー語とフランス語)で言い合うところが

幾度となく出てくる。

お互い、なにを言っているか相手にはわからないけれど

言っていることはそれなりに通じ合っているような、

そんな経験は外国の人と話した人にはきっとあるはず。

英語を学んだ私にはたどたどしい英語や全般的にゆっくりと話される英語は

聞き取りやすかったけれど、

もし、これがフランス語だったらどうだろう。

私ももっと、この英語が苦手なシャーシ(マダムの名前)に

心情的に寄り添えたのかもしれない。

それにしても、古今東西を問わず、年頃の娘のママ批判っていうのは

なんでこうも辛辣で憎々しいんだろう!と思わずにはいられない。

「通った道でしょ。」と先日、ベルギーのママに言われたけれど、

私は通ってないツモリなのに、

すでに小3の娘の批判の的にされているというこの理不尽さ!

上から目線も頭ごなしもダメだとわかりつつ、

「うるさい!!」と言ってしまう。


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