ロンドンのパルから「ちょっとアドバイスをちょうだい」と
メールがきた。
「英語のアドバイスなら任せて!」と返信したけれど、
残念ながら英語ではなかった。
「仲良しの友だちが「仕事で忙しい」とかれこれ3ケ月、
会えなかったんだけれど、別の友人から彼女はほかのこたちと
普通に遊んでいるって知ったの。
どう思う?」
どう思うって…それはもう
「あなたとは付き合わなくなっただけよ。」と
あっさり返事をしたところ、
"It makes me very sad, and upsets me to think that."
(そのことを考えると、とても悲しいし落ち込むわ。)
彼女がわざといじわるしているとも思えないし、
私が彼女に重要な友達ではないって考えたくない、と。
あぁ~、わかる、わかるよ~、あなたの言いたいことは。
でも、アドバイスするなら、
"Don't waste your precious time anymore."
(あなたの貴重な時間をこれ以上、浪費しないことね。)
パルたちともよく話にでるけれど、
「あ~んなに仲良かったパルから連絡が途絶えた」っていう話はよく聞くし、
私も経験がある。
仕事を始めた、子どもが生まれた、別の趣味ができた、
意見が合わなくなった、価値観が変わった…それはもういろんな理由がある。
誰のせいでもなく、何かが悪かったでもなく、
そういうときだったんだ、と私は思うことにしている。
本当の友人なら、時を経てまた友情が再開することもある。
いなくなった友人を嘆くのはやめて、
あなたの周囲にいる素晴らしい友人をみてよ、私のような!と
話したところ、
「あなたが唯一の私の女友達よ。」と。
えっ?ほら、日本名の花子ちゃんは?ほら、あの仲良しの…って聞くと、
「花子が、さっき話していた友だちよ。」と…。
あぁ…の後の言葉が続かなかったけれど、
「とりあえず、チョコ食べときなさい!」と言うと笑っていた。
ドラマ『プライベート・プラクティス』でナオミが言っていた。
”Trust me chocolate cures everything.”
(信じて、チョコレートはなんでも癒すから。)
落ち込んだ友人たちにこれを言うと、受けがいい。
「小包をもうすぐ送るわよ~」と言っていたロンドンのパルに
私も箱いっぱいのチョコレートを送ることにしよう。