ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

腕時計

腕時計が欲しくなったけれど、欲しいと思った時計が高かったので

愛着がある腕時計のバンド交換をすることにした。

大学生のときによく使っていたオリエントの時計、

夫が恋人だったときにもらったものだったけれど革がボロボロ。

何度か時計店に持ち込んだものの、特殊な形で一般に販売されているものを

つけることができない。

それなら、メーカーに在庫があるかもしれないと問い合わせると、

すでに同じ革バンドは製造終了していた、1999年に!

金属製のものならありますよ~と言われたが、それが8300円。。。

元の値段はその倍程度。

夫に聞いても友人たちに聞いても、「新しいのを買えば?」と言われる。

8300円あれば、それなりの新しいのが買えるものなぁ~と思いつつ、

革バンド以外は問題ない腕時計をどうする?

捨てるのはもったいないし、

置いておいても意味もなく…とまだ決めかねている。

たくさんの友人や海外のパルたちに

「あなたなら、どうする?!」と聞いたけれど、

みんな「新しいのを買う」という。

「捨てれないのは思い出のせいよ。時計はそのまま保管したらいいじゃない。」と。

使わない時計を保管…そこに価値は見いだせず、

う~ん…と迷い中。

友人たちのほとんどが動かない時計を後生大事に保管していることに

心底驚いた。私は革バンドを交換して使ったり、

ガラス面にヒビが入って捨てたり、と”保管”という選択肢はなかった。

中には子どもの頃からの腕時計から持っている人まで。

そんな古いものを?と驚いたけれど、我が家にも古い時計がある。

母が卒業旅行に行ったアメリカ、ディズニーランドで買った腕時計。

捨てれないからあげる、ともらってきたものでほぼ40年前のもの。

SWISS MADEとなってて、スイス製。

しかも、ネットで15000円の価値がついていた。

(ただし、美品に限る!でしょうが)

私は革バンドを交換して娘が遊ぶときにつけていく腕時計として使うつもり。

時計なんだから、使わなくちゃ意味がないわ~と。

そうわかってはいるけれど、私の”思い出”のある腕時計をどうすることはできず。

こうやって年数とともに思い出だらけになるのかと断捨離の険しさを知った。


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