ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ブラックメール

ロンドンのパルから

「もうイライラして、なにもかもがうまくいかない一週間だった」と

メッセージが来た。

なになに?どうしたの?と話を聞くと、でてくるでてくる結婚式のトラブル。

あぁ~、懐かしい…。

結婚式をいかに楽しく準備したかのブログをあちこちで見るたびに

いやいや、結婚式のトラブルもあったでしょ?あったよね?と

歯がゆく思う。

例えば、ロンドンのパルの場合、

「あまりにも親戚からの口出しが多くて、来るな~!!と言った」という前回の結婚式。

親、祖父母、兄弟のたった6人しか式には出席せず、

喜びより怒りに溢れた結婚準備しか覚えてない、と。

わかるわかる!

私も勝手に参列者を増やされて、「はい?」とキレかかったものです。

日本でもイギリスでも結婚式あるあるってことね。

前回の教訓を胸に、”私たちが知っている人だけ呼ぼう”と婚約者と話したらしい。

おぉ~、いいんじゃない。教訓を生かすのは素晴らしい!

そうした結果、パルのお母さんの恋人と婚約者のお母さんの恋人は招待しない、

ということにした結果、”emotional blackmailing”がきたらしい。

emotional:感情的 blackmailing:恐喝、ゆすり、脅し

「私の恋人を呼ばないなら、今後一切、あなたとは会わないし、

話さないから!」と。

あぁ~、それはもう会わなくていいんじゃない~と、つい私は思ったのですが

(多分、パルも)

婚約者の彼はどうしよう?と困惑しているらしい。

そもそも、彼のお母さん、「あなたの結婚式じゃないのに口出しすぎ!」と

日本から無関係の私が言いたくなるほどに過干渉。

しかも、意地悪…。

もっと息子の結婚を祝う気はないのか?と呆れてしまうほど。

その上、彼女の姓に彼も変えるということを話したところ、

「超保守的」な彼の一族から、”品行方正な彼に悪い影響を与えた女性”として

彼女はいまは思われているらしい。

94歳の婚約者のおばあさまが参列しやすいようにと考えた結婚式場なのに

婚約者はおばあさんに呼びだされ、「姓を変えるな」と諭されたらしい。。。

なにもかもうまくいかない気がしてきたけれど、あなたはどうだった?と

聞かれまして…

え~っと、

結納をしたいと言われて、「私にいくら払う気なの?」とキレかかったこととか

結納金はいらないって断ったのに、

「家財道具はそっちでそろえて」って言われたことでしょ~

結納金使って準備するならともかく、結納金いらないってことは

夫婦でそろえるでいいんじゃない?と怒ったり)

「私たちが結婚式費用は全部出す」と言って、

暗に”お金を出さないんだから、口も出さないで”と言ったのに

口だけ出されてキレかかったこととか…

キレた思い出しか残ってません~という私の経験談から、

「楽しい結婚準備を!」と思うけれど、

ロンドンのパルの結婚準備もため息しかでない展開になってます。

そんないろいろがあっても、結婚したいほどに素敵な人ってことよ!と

思うしかない?

”息子に悪い影響を与える妻”とすでに思われているというパル、

安心しなさい、私もそう思われているから。

息子っていうのは、とーってもかわいいものらしいよ、と伝えておいた。

2人の息子がいる私、反面教師にしようと思う。


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