実は地味~に気になっていたことがある。
何人かのペンパルたちが、差出人の自分の名前に
Miss.(未婚) Mrs.(既婚)をつけていること。
それなのに、宛名面の私の名前には敬称なしの
”May"となっているので、
敬称つけるのは自分だけか~い!!と毎回、突っ込んでいた。
そして、また受け取った、自分にだけMrs.をつけて、
私には何にもついてない手紙をカナダの英語圏から。
「なんで???」って、つい直接、聞いたら
「えっ?人によるんじゃない?つけてほしいなら、つけるわよ~」
と言われた。
・・・そういう問題?
つけて~って言われなかったから、つけなかったって???
そういうもの???とロンドンのパルに聞いたら、
「いや、私はそんなことはしないわよ。
自分に敬称つけるって、ないわ~。
でも、ほかの人に敬称つけることはあるわよ~」と。
アメリカのパルたちにも聞いてみた。
いまAETをしているアメリカ人のパルは
「Mrs.なんて、結婚式の招待状くらいでしか見ないわよ~」と。
コロラド州のパルに聞くと、
「自分にMiss.Mrs.をつけるのって、一般的よ~。」と。
Mrs.Yamanaka(姓)はとてもきっちりした印象、
Mrs.May(名)にすると、ちょっとくだけた印象になるとかで、
学校の先生はMrs.Miss,にファーストネームというのを好む、
というのがアメリカでもカナダでもあるらしい。
カナダの別のパルにも聞いてみた。
「書類や自分自身が先生だったら、ミセス ジョーと
自分のことを書いたり呼んだりはするけれど。」と。
ただし、彼女はケベック在住、
(ケベック州、カナダのフランス語圏で英語の先生をしている)
日本に旅行に来る予定の彼女、最近は日本語学習中。
「私も聞きたい!さんとちゃんの使い方の違いは?」と。
迷ったら、とりあえず、”さん”をつけて、
女の子や仲良しの女性には”ちゃん”で。
小さい男の子にも”ちゃん”をつけて呼ぶことが多くて
我が家の息子たちも”ちゃん”で呼ばれている。
そして、実はうちの夫はいまだに義母から”ちゃん”づけよ、と話すと、
「あなたの夫はもう小さい男の子ではないでしょ?」と言われた。
息子はいつまでたっても、かわいいらしいよ~と。
「文化が違ったり、言葉が違っても、そういうところって同じで
とても面白いわね!」と言っていた。
文化や言語が違っても、赤ちゃん時代を懐かしんだり、
大きくなった息子をいつまでも赤ちゃん扱い、子ども扱いしてみたり、
そういう根本的なところって、変わらないんだな~と
当然なことなのだけれど海外文通で私も幾度となく気づかされた。