ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

チキンスープ

コロラド州のパルが送ってくれた本がある。

『A Tasete of Chiken Soup for the Soul

Happily Ever After

(『こころのチキンスープ、 いつまでもお幸せに』)

彼女が貼りつけていたポストイットによると、

「人気のシリーズ」とのこと。

全く聞いたことがないんですけれど…と中身をめくると

"Fun and Heartwarming Stories

about Findind and Enjoying Youyr Mate"

(友だちを見つけたり喜んだりする面白く心温まる物語)

だそうです。

ハートウォーミングって、和製英語っぽいのに

れっきとした英語だったのか~と知った。

このシリーズで検索すると、

それはもう山ほどの本が出てくる、

”For teenage soul" (10代の心に)

"For the Christian family Soul" 

(クリスチャン一家の心に)

"For the like Mother's soul"

(母の心のように)

"For the couple's soul"(恋人の心に)

他にも娘にだとか犬にだとか、

もう量産!

私の手元にやってきたのはその中の一つ、

Happily Ever After 版。(いつまでも幸せに)

中身はまだ全く読んでないのだけれど、

短編集のよう。

そして、この量産体制のタイトルからもわかるように

アメリカでは人気らしいけれど、日本では見かけない、

と思っていたら、あった。

タイトルはズバり『こころのチキンスープ』。

タイトルだけで★2つ…と思ってしまった。

というのも、”チキンスープ”はアメリカでは

風邪や病気のときに食べるもの。

先月もペンシルバニアのパルが病気が長引いたとき

「チキンスープをもう卒業したい」とメールしてきた。

チキンスープというのは、一口食べれば元気が出るようなもので、

疲れたあなたにチキンスープを、というように

この本を読めば心温まり元気になりますよ~という短編集。

そういう文化背景が『こころのチキンスープ』では

全く伝わってこない。

チキンスープは日本でいうところの…と

昨日、夫と延々と話していた。

病気のときに食べるもので温まるもの、

おかゆ?…あまり元気は出ないなぁ

卵酒?…作ったことも飲んだこともなく、

アメリカでのチキンスープのような、日本では何?!と

答えが出ないまま。

誰もかれもが思い浮かべると心が温かくなる…

”母さんが夜なべして編んだ手袋”のようなもの?

離婚して、結婚はもうイヤ、恋人?デート?

最後は10年前くらい?というコロラドのパルに

「いつまでもお幸せに!」なんて本をもらったので、つい

「恋人でもできたの?」と聞いてしまった。

私に選んだ一冊だったようです。深読みしすぎたわ。。。


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