園から配布された七夕の短冊に年長の息子がひらがなを確認しつつ
願い事を書いていた。
七夕の短冊といえば、『おこだでませんように』という絵本が有名で
あれを読むたびに胸がちくちくする。
あぁ、うちのこも同じことを書いているかもしれない!と。
いまは小4の長女は「お医者さんになりたい」と書いていて、
ほぇ~と、そんな願い事を書くこどもがいるのかと驚いた。
現在、小2の息子は「なるとになりたい」と。
ナルトって、アニメの?と聞くと、ラーメンの。
ラーメンが大好きってことか?
あのぐるぐるにものすごく惹かれるってこと?
それとも、ほっぺにあれを描きたいのか?
全くわからない!と思ったものです。
これは幼さからくるもので、もっと大きくなればわかるだろうと
高をくくっていたけれど、
8歳の今でも、「えーっと、ずっと日本語話してます?
それなのに、全く理解できないのはなんで?」
という状況にしばしば見舞われている。
先日も、「いい加減にしなさい!」と雷を落とした後に、
「○くんがな、太郎ママ(私)は優しそうやなぁ~って。
ぷぷぷ、見る目ないやろ。」と楽しそうに言っていた
長男なのに次男のような息子。
真面目に付き合うだけ損をする気にさせられる。
そんな次男のような長男がいるからか、
当の次男は正義感が強く真面目で曲がったことは許せない。
あかんものはあかん!間違えてる!と
小6にも立ち向かっていく6歳。
私には見せてくれなかった短冊、こっそりと娘と見た。
「いつもにっこりでいられますように。」
6歳…大人だわ~と感心した。
花屋さんになりたい、仮面ライダーになりたいという短冊に混ざり、
末っ子の短冊も控え目にひらめいていた。
また一つ、子どもに教えられた気分。