ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

不登校と恐怖の冬

不登校の児童生徒数が2万人を超えると知り、

驚いた。

2万人以上が学校に通えない状況にあるというのに

日本にはホームスクーリングや不登校支援はほぼない。

3大義務で、納税、勤労、子女に教育を受けさせる、

と学んだけれども、

教育の機会を奪っているのは誰なんだろう。

不登校を調べて、驚いたことがもう一つ。

不登校の定義が「欠席日数30日以上」だった。

病気や経済的理由を除く、とあるのだけれど、

”欠席日数30日以上”だけなら、我が家の息子、

小1だった去年、軽々と条件をクリア。

去年の欠席・早退日数を通知表で確認すると40日超えでした。

しかも、ほぼ3学期。欠席20日。

2月の出席日数9日って、学校の記録作ったんじゃない?!と

改めて目を疑った。

小学校の進級要件に出席日数があったら、

太郎は留年していたかも。

発熱で2日ほど欠席→解熱して登校→発熱で早退→振り出しへ戻る

というのを延々と繰り返していたので、

「2月は丸々出席したのは9日ですよ!」とご丁寧に

教頭先生から直々に注意を受けました、私。

38度でお迎え要請の電話を受けて学校に行き、

「発熱が多すぎる」って注意されても…

38度を超えても授業を受けさせろって?

しんどくても、椅子に座っていればそれだけでいいって?

小学1年生に?と絶句。

「毎年、どうしていたんですか?」と学校に聞かれたけれど

1度発熱すると1週間近く38~39度がザラで、

血液検査はもう常連だし、

血液検査をしても異常が発見されず

”不明熱”っていう診断を

何度かかりつけの小児科でもらったか。

「次は大きい病院に紹介状」って、何度言われたか…。

その太郎が小学生になったら2日程度で解熱しているので

「大きくなったな!太郎君、すごいな!」と

かかりつけ医に絶賛されてますけれど…。

太郎は高熱で痙攣を起こしたことが数度あり、

脳波検査の紹介状を書く、とかかりつけ医に言われたものの

「紹介状を書く暇を与えない」と小児科医に言わしめるほどの

頻度で発熱し、そのまま。。。

痙攣予防薬もでていたので、発熱があれば早めに予防薬を入れる、

あるいはきちんと見ておく必要もあったので

入学時にそのことを書いたところ、

発熱で早退の頻回さに

「病院でもう一回、診断受けてきて」と言われた。

かかりつけの小児科医、基本的に温和な優しい先生ですが

人間ですから、先生もいらっとするときがある。

そのポイントがうちの夫と似ていて、

あぁ~、これはまずい気がする…と思いつつ学校の要望を話すと

「そんなこと小学校が言うの?高熱でも出席しろってこと?」と

やっぱり若干、キレられました。

痙攣は1年でなかったので、予防薬はやめて、

普通のこと同じ扱いでいい、と言われたものの

高熱が出やすいので、

相変わらずの頻度で学校から呼び出された。

そんな去年の3学期でしたが、何がイラッとしたかって…

学校が気にするのは太郎の”欠席日数”だけだったこと。

発熱の多さの健康面や欠席による学習面ではなかった。

図工だけは「作品を作るため残って補習」があったのに

そのほかの科目は補習なし!

3学期、ほぼ私が教えましたとも!

もしかして、欠席日数の多い児童は市に報告義務でもある?

学校の評価が下がるとか?と疑ってしまったほど。

30日以上の欠席で不登校扱いになるのなら、

うちの太郎も発熱による欠席とはいえ

要注意児童レベルにはなっていても不思議ではないかも。

今年は家庭訪問のときにすでに伝えた、

「3学期の出席日数は期待しないでください。」と。

そんな3学期がもうすぐ来る…。


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