オーディオブックの件でロンドンのパルから
メッセージがきた。
"Physical cd is better for you?"
(フィジカルCDのほうがいい?)
physical cd???
physicalって、身体的なって意味よね?
フィジカルトレーニングってサッカーでよく聞く単語だわ。
対義語はメンタルトレーニング(メンタル:精神的)でしょ?
CDに精神的って、なに?!と混乱中の私に、
”Which do you prefer?" (どっちがいいの?)と
ロンドンのパルは回答を迫ってくる。
ちょっと待って…
いま、physiccal cdとやらに混乱中なんですけれど…
もしかして、イギリスにはmental cdまであるのか?と
つい質問して爆笑された。
physical cdはこの場合、一般的なCDを意味していて、
その逆はmental cdではなく、digitalでした。
digital.ダウンロードした音楽や曲を表す。
知らなかったわ~と夫に話すと、夫は知っていた。。。
あれ?みんな、知っている単語だったのか?!
ロンドンのパルが私におすすめしてきたのは2冊、
”The Woman Who Went to Bed for a Year”
家族がお母さんに当然のように世話してもらうことに
お母さんがうんざりして、
寝室に1年いる、というストーリーらしい。
「あなたにぴったり!」と。
た・楽しそう…と、つい思ったのは事実。
"The Queen and I"
日本語翻訳版も発見!
それによると、イギリス皇室一家が宮殿を追い出され、
庶民生活に四苦八苦し、その一方でバッキンガム宮殿から手を振り
それを日本の私に「面白いよ」と紹介するロンドンのパル、
反応に困るわ~。
上流社会や皇室一家を皮肉るのがイギリスの国民性だと
ロンドンのパルと話していると、つくづく感じる。
そういう風刺や皮肉、嫌いではない。
二つの本はどちらも作者はスー・タウンゼント(Sue Townsend)。
残念ながら2014年に亡くなっていた。
ロンドンのパルがAmazon UKのリンクを貼ってくれたので
レビューを見た。
いろいろと書かれていたけれど、
私が「おぉ~!!」と思ったのは、その中の一人が書いていた、
"Just not my cup of tea.”(私の趣味じゃないわ)
なんて素敵なイギリス英語、紅茶がでてくるなんて
まさにイギリス!!と感心したわ~と
ロンドンのパルに話して、笑われた。
私も今度から断るときには使おう、
”It's not my cup of tea."