ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

子どもの性格

サウスカロライナ州のパルから手紙が来た。

「10月の返事よ~」と書いてあるのだけれど、

えっ?私、先月に返事を出したけれど、あれは何?としばし固まる。

今回が初めてではないけれど、

彼女と私はたまにイレギュラーな手紙を書く。

"extra letter"(余分な手紙)で、サウスカロライナやインデイアナ、

ロンドンのパルたちとはかなりの頻度でこの突発的な手紙が行き来する。

これはいつもの定期便を書いた後に

「ちょっと聞いて~!!」なときに書く手紙。

どうやら、私とサウスカロライナのパルの間では

その余分な手紙の返事の返事…といった具合に続いている手紙と

定期便があったらしいことに気付いた年末。

道理で、やたらと手紙の来る頻度が早いと思ったわけだ。

さて、すっかり忘れた私が10月に出した手紙は”子どもたちの性格”

についてだったらしい。

サウスカロライナのパルは、子供時代が臆病で内気だったようで

(多分、いまでもどちらかというと内気なほうだとは思うけれど)

自分の息子が同じような性格で幼稚園で過ごしていることに

もどかしさを感じる、と。

そういえば、同じことを息子のクラスメートのママさんが言っていた。

「私の子供時代と同じ性格すぎて、痛いほど気持ちがわかる」と。

正直、うらやましいわ~の一言。

私の子供時代と我が家の子どもたちはまーったく性格が違うので、

つい「何を考えているの???」と思うことがほとんどだし、

考え方が根本的に違いすぎて、思考方法からして理解できない。

それは多分、お互い様だろうから、我が家では

「みんなそれぞれ違うんだから、理解してもらおうとかはあきらめて

自分の意見を話さないとわかってもらえない」となっている。

こどもたちと私の性格が全く違うので、

子どもって、当然ながら親とは全く別で、

違う人格なのね~なんてことにさっさと私は気づけたので

そこのところはありがたいとは思っているけれど。

サウスカロライナのパルは、自分の子供時代を省みて、

「もっと積極的に!」と、つい息子くんに言ってしまうんだとか。

他人から聞くとわかる、「そんなの無理だって。」って。

でも、私も子どもには言ってしまう、「ケアレスミスをなくしなさい」と…。

ケアレスミスの女王”と高校の担任から2年連続で言われたことは棚に上げて…。

きっとこうやって人類は進化してきたんだ、親は自分を棚上げして

こどもに無理難題を言ってきたのね~と思った年の瀬。


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