サウスカロライナのパルに太郎のクラスで起こった暴力的な事件や
もろもろが問題になって、
今度、”緊急保護者会”が開催されるのよ~とメールしたところ、
「引き続き、報告すること!」とあったので、
かくかくしかじかで…とメールした。
私も一応?被害児童の保護者として出席し、
冷静に意見と提案をしてきたわよ、とメールで書いたところ、
「あなたって、本当に良い人ね。
とりあえず、私よりは良い人よ!
私なら加害児童の靴の裏にバターを塗るから!
起き上がっても起き上がっても、こけるようにね。
比喩表現じゃないわよ!本気よ!」と返信があった。
靴の裏にバター、それが比喩表現ではなくて
本気で怒っているアピールなのか?
アメリカでは?いや、サウスカロライナだけ?
それともあなただけ?とPCの前で固まってしまった。
保護者会、活発な意見交換がなされました。
惜しくも欠席したママさんたちからも「要約!報告!レポート!」と
言われたものの保護者会が1時間超えで、それぞれのママさんが、
「さすが○○さん・・・」とある意味、感心する意見を各自に延べられ、
総括としては、「これがダイバーシティってやつか。」と思った。
(ダイバーシティ:多様性)
正直にいえば、学校に求められるものの多さと多様性に
「それはちょっと無理でしょ。」と、学校不信の私ですらつい学校の肩を
持ってしまいたくなるような意見も多かった。
その反面、学校や先生だけではもうどうしようもない問題が多いなぁとも
思った。学校や先生がいくら注意や指導をしようと、最後は親。
アメリカでは「それはもう学校ではなく警察の出番」で、
オランダでは「ソーシャルワーカーの仕事」の範疇まで学校がやっている、
それが日本です。
でも、学校にそんな権限はないので、あくまで”親に言う”だけで、
実行するかどうかは”親次第”、そこに限界を感じた保護者会でした。
「一言でいうと、”徒労”!!」と元高校教諭のママに話したら
「メイさんが徒労っていう保護者会、楽しそう!!」と興奮された。
いや、本当に疲れるだけだから、次はもういいわ、と私は思ったんですが…。