こどもたちに冬休み読書用の本を大量購入した。
”大量”って、何冊からいうのかは知らないけれど、20冊ほど、
半分は古本屋からだけれど。
小4の娘が本を読むスピードが早く、気に入った本があれば
寝ても覚めても読んでいる。
冬休みとはいえ、9時就寝徹底の我が家、娘は朝4時から読書していた。
早寝早起きにもホドがある気がするけれど。
娘がいま夢中なのはシャーロック・ホームズ!
我が家のこどもたち、「おすすめは?」と聞けば、本棚から「これ!」と
本が出てくるのが当然のように思っている。
彼らの好きそうな未読本が常に我が家の本棚にはある!
というポリシーで私が本棚の管理をしている。
私が娘の年齢の頃は『赤毛のアン』や『若草物語』を読みふけっていた。
1冊にまとめてある簡易版ではなく、『アンの結婚』、『アンの青春』と1冊が分厚いのを
毎年の行事のように毎年読み返していた。
ただ、うちの花子はそういうのには興味がない。理系女子なので、
動物、昆虫や植物に目がないので、『シートン動物記』を読破し、
『ファーブル昆虫記』を読んで目を輝かせて語り、
いまは『シャーロック・ホームズ』。
長いシリーズの本に夢中になると金鉱を掘り当てた気分になる。
次から次にシリーズをそろえていけばいいなんて、楽ちん!
小2の息子もシャーロック・ホームズを読みたいというものの
娘の読んでいる青い鳥文庫では字が小さすぎるというので、漫画も載っている
読みやすそうなシャーロック・ホームズの本を買ったところ
息子も熱中。
今日、「僕もメゲキした!」と言い出した。
はい?メゲキって何?と聞くと、「犯行をメゲキって知らないの?」とドヤ顔で聞かれた。
それはね、モクゲキです!目をモクって読むんです!と説明したら、
「いや、本に書いてある」というので、嘘~!と見たら、本に書いてあった。
「目げき」の上にふりがなで「め」って。
低学年の息子でも読めるように全漢字ふりがなつきにしたのに誤植があったら、
意味ないじゃん…と、がっくり。
こういう場合はどうすればいいのかわからなかったので、
とりあえず、出版社に誤植発見したんですが、正誤一覧などありますか?と
電話で聞いてみた。
息子が?発見した誤植は”初”発見の誤植だったようですが、
すでにいくつかの誤植があって、と口頭で教えてくれた。
LondonがLomdonになっているんです、と。
ロンドンを舞台に活躍したシャーロック・ホームズの本の中で
ロンドンのスペルを間違えるって…と、ちょっと絶句したことは秘密で。
最近、本を読んでいて誤植が増えた気がする。
先日も読んでいたハーレクイン小説で「純血なの!」となってて、
はて?と一瞬、意味を考えてしまった。
”純潔”の誤植ですね、きっと。
多少の文法が変なことは気にならないけれど、漢字とふりがなだけは
きっちりしてほしい。