ロンドンのパルから元日に「ちょっと教えてほしい」とメッセージがきた。
はいはい、なんでしょう?と聞くと、
「About daruma.」
・・・だるま?
だるまって、あの達磨?
なんでも、ロンドンであった大きな日本のお祭りで達磨を2つ購入し、
学業成就と結婚成功を祈願したらしい。
学業成就はともかく、結婚成功を達磨に祈願???
また面白いことを思いついたわね~と彼女の発想にびっくり。
大学を無事に卒業したので、達磨は両目が描かれた。
この学業成就の達磨をどうしたらいいのかしら?
ロンドンのどこに返せばいいと思う?と。
達磨を返す?
どこに?と私が調べてみると、成就の暁には達磨はお寺で燃やしたり
お寺に返すということを初めて知った。
そのまま彼女が達磨を保持し続けても問題ない気がするけれど…
気になるのなら、日本に送ってくれたら、私がお寺に持っていくわ~
ということになった。
彼女はまた新しい達磨がほしいという。
大きさは?と聞くと、いま持っているのと同じくらいらしい。
その達磨の写真を見せてもらってびっくり!
USBくらいの大きさでした。
ちっちゃ!!とびっくりしたら、一般的なだるまの大きさを聞かれた。
だるまって、選挙のときにしか見ないわ~と選挙で使っているだるまの
画像を送ったところ、
「でかっ!」と驚いていた。
ロンドンのパルの妹さん、日本車メーカー勤務時
ドイツで販売促進キャンペーンをしたことがあるらしい。
「そのときも、この変なのに目を入れたわよ~」とロンドンのパルに
言ったらしい。
それは、だるまの正しい使い方です。
キャンペーンの成功を願ったのでしょう、珍しくない一般的なだるまの使用方法。
ドイツにまで達磨を日本車メーカーは持参するのか…とびっくりしたけれど。
しかし、だるまで結婚成就祈願は初めて聞いたわよ!と笑ったけれど、
最近では結婚式にだるまに目を入れるのも流行っているもよう。
もう最近の日本にすらついていけない…。