ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

働かないアリ

 
我が家の子どもたち、昆虫や動物が大好きで、
「動物の図鑑だけで3種類いる!」
「ありの本をもっと買って!」というレベルなので
多分、平均的な家よりは本が充実している。
アリの本だけで何冊ある?というくらいに蟻も大好き。
いまでも思い出したように誰かが読んでいたりする。
  

アリの世界 (科学のアルバム)

アリの世界 (科学のアルバム)

 

 

小4の娘に「お母さんって…働かないアリよね」と言われた。
私、女王アリじゃなかったの?
働かないアリ?とちょっとショックを受けた。
ロンドンのパルに話すと、”soldir aunt!"(兵隊アリ)ね、と
大笑いされた。

(正確には兵隊アリと働かないアリは違うような…)

ということで、人間の”働かないアリ”として、
実際の”働かないアリ”を学ぼうと本を読んでみた。

 

 

 

これ、ジャンルは自己啓発本?哲学?生物学?とわからなくなるほどで

生物学の要素も盛りつつ、”働かないアリ”の意義が描かれている。

働かないアリを排除したところで、また働かないアリが発生する、

これを知った娘は目からウロコだったようで、

「じゃあ、クラスでうるさいAくんがいなくなろうと、

また別の誰かがうるさくするってことか。」と納得していた。

えっ?そうなの?それって、学級崩壊はエンドレス?

いやいや…と、ついストップをかけたくなるようなことも言いつつ、

友達にもアリ博士になって語っていた。

 

小さなアリの巣の中にも小さな社会があって、

小学校にも小さな社会があるんだろうなぁ~と

アリの本を一生懸命に読んで、

そこから何かを得ようとしているこどもたちを見て思った。

 

 

 


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