ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

二分の一成人式

昨今、流行りの”二分の一成人式”が参観日に娘の教室で行われた。
20歳の半分、10歳で行われる二分の一成人式
去年はもう保護者号泣の素晴らしい作文の数々だったらしい。
「もう、俺は自分の子が読む前に
ゆかちゃんとけんたくんの作文で泣けて…」というパパがいたり、
「あれは無理!泣いてしまうで!」と別のパパさんが語る横で、
「うちのこの作文ってきたら…」と青筋を立てるママさんもいたり、
「お母さんありがとう、ご飯も洗濯も…(以下略)、
お父さんもついでにありがとう」という娘の作文に
「子供は正直やで~」とつぶやくパパさんがいたり、
とても盛り上がっていたらしい。

”白け世代”の80年代としては、「感動!!」とか無理…。
10歳が「お母さん、10年間育ててくれてありがとう」っていう
子どもたちのお決まりのスピーチにも
「一番母さんが大変だった最初の2年は記憶ないでしょ!」と
心の中で突っ込んでしまった。
今年はお決まりの言葉が多かったからか、
なんだか泣けなかったわね~とママさんたちと話した後で、
こどもたちからの手紙をもらった。

これがウルっときてしまった。
周囲を見ると、どのお母さんもそれぞれにウルッ。花子からの手紙には

 

「お母さん、お父さん、
いつも笑ってくれていて、ありがとう。
嬉しいときも、悲しいときもそばにいてくれてありがとう。
これからも、いろんなときにそばにいてください。」

という花子らしさがでている言葉と、
私と花子の親子関係を表しているような作文だった。
先生の手も言葉も入っていない、こういう作文は胸を打つ。
親から子どもへの手紙も書いた。

「赤ちゃんのとき、毎日、早くおしゃべりして~!と
一緒にお話しできるのをとても楽しみにしていました。
いま、いろんなお話ができることをとてもうれしく思ってます。
これからも、いろんなことがあるだろうけれど、
いっぱいお話しして、一緒に考えていこうね。」

私の手紙と娘の手紙が同じようなことを書いていて、
私と花子は同じことを理想にしているんだな~と
うれしくなった。

 

 

 


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