ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

セクシーなバイオリン!

クラシックには詳しくないけれど、

ピアノならフジコ・ヘミングの有無を言わさない迫力や

人生の辛酸を感じさせる音色に魅かれるし、

バイオリンは葉加瀬太郎の陽気さが好き。

 

Amazon musicでラジオを朝のバタバタ時間に流している。

カントリーを大抵は流しているけれど、

ピアノ発表会も迫っているので、室内楽でも…と流していて

バイオリンの音色に耳が奪われた。

 

一言でいえば、「セクシー!!」。

なんて艶やかなバイオリンの音色、

それでいて、バイオリンを知らない私でも、

これって超絶技巧って、やつでは?とわかった。

誰が弾いているのかをチェックすると、

David Garret, デイビッド・ギャレット。

クラシック界のベッカムと言われているイケメンのバイオリニスト、

らしい。

 

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子どもたちですら、「これ、なんていう曲?」と聞いたほど

素晴らしかったのはパガニーニ カプリース24番。

その超絶技巧から悪魔に魂を売ったといわれるほどの

パガニーニ作曲。

悪魔に魂を売っても私は弾けないってわかる。

 

以前、三味線を習っている友人の演奏を聴いた。

速弾きの三味線で勢いはあるけれど、無味無臭…。

味のついてないスコーンをもそもそ食べさせられた気がした。

 

こどもたちのピアノ発表会でも才能がなくても練習すれば

それなりのレベルまで弾ける、というのがわかる。

でも、”才能”って、音にその人の色までつけれる人なんだな、

と思う。

 

バイオリンの音がこんなにセクシーに聴こえるなんて…と

ずっと聴いているのは彼が主演したという

『愛と狂気のヴァイオリニスト』という映画のサントラ。

ストーリーはひどいけれど、デイビッド・ギャレットの演奏だけで

観る価値あり!になったという感想ばかりの映画。

 

クラシック界のベッカムと言われているデイビッド・ギャレット

私にはクラシック界の平井堅