オランダのパルと読んでいる本の話になった。
私が今読んでいるのは初めての作家。
まだ読み始めたばかりで、
あらすじを語るほどに読めてないけれど、
”言葉”がキーワードなんだと思う、
なんていう話をオランダのパルにした。
私の読んでいる本を聞くってことは、あなたもいま
読んでいる本があるのね、タイトルは?と聞くと、
「私のことをその本で変に思わない?」と。
本でその人のことを変に思う本?
私自身は凄惨な殺人事件や激しい暴力行為、虐待の描写などが
ある本はできれば遠慮したいけれど、
それを好きだからって、別に何とも思わないわよ~と伝えると
彼女が読んでいた本の画像を送ってくれた。
それがこれ、(日本語版を貼ってます)
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (ハヤカワ文庫NV) (ハヤカワ文庫 NV シ 28-1)
- 作者: E L ジェイムズ,池田真紀子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/01/09
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (3件) を見る
「マミーポルノ!!」と、わかってしまった。
あれでしょ?SMが激しいんでしょ?映画化もされたよね?
大人の官能小説でしょ?
なにがどうマミーポルノなの?と質問攻めにしたのに
「こんなこと女性が考えてるなんて、恥ずかしいわ~」と
オランダのパルは大層、恥じらっていた。
「ストーリーが大好きなわけではないんだけれど、
主人公の女の子がかわいそうで、続きが気になって…」で
現在3部作の3冊目。
それ、夢中になっているって言うんだって、と笑ってしまった。
いま図書館で借りた3冊が終わったら、私も読むわ!と
オランダのパルに宣言したら、
「英語で読んだら?」と言われた。
日本語で読ませて!大人の官能小説でしょ?
英語で読んだら、SM用語を必死に辞書引いてそうだもの…。
日本語で機微を味わいたいの…だって、官能小説だもの!
夫にも「今度、マミーポルノに挑戦するから!」」と宣言し、
呆れられた。
主婦が書いた官能小説、ちょっと楽しみ。
でも、SMではなくてもよかっただろうに…。