ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

『サトコとナダ』

久しぶりに面白そうな本を見つけた。
『サトコとナダ』
アメリカでサウジアラビアの女の子と日本人の女の子が
ルームシェアしたコミックエッセイ。
ネットでも読めるので、ネットで読んでみた。
(本では描き下ろし漫画もたっぷりあるらしい)

sai-zen-sen.jp

イスラム教の友人、私にもかなりいる。
イランにアルジェリアにトルコにドバイに…
最初は「イスラム教の信者って、どうなのかしら?」と
いろいろと思ったけれど、
全く同じ。
かわいい服を買えば見せてくれるし、(女性同士なので可)、
新しいヒジャブを見せてくれたり、
メイクについて語ったり
(正確には私は聞き役。もっとアイラインをしっかり描け!と
毎回、言われる…)

本の中で「ちょっと違うな~」と思ったのはブルカ。
サウジアラビア人のナダは多分、若くて
しかもサウジアラビアイスラムの国の中でも特に
女性に厳しいイメージ。運転できない等)なので
考え方がイランのファーちゃんやほかのイランの友人と違った。
イランでは女性がチャドルを着るようになったのは
イラン革命(1979年)のときで、それより前はふつうの格好だったらしい。
これもイランのパルたちに聞くまで私は知らなくて
その衝撃ったらなかった。

私のイラン人のパルたちは40代~50代の女性が多いので、
「10代のときはふつうの格好で外を歩いていたのに
ある日突然、それを禁止されたのよ!」という憤りを感じている人が
結構多い、と言うよりも、寧ろみんなそう思っている?と
思うほど。
そういうちょっとした違いも「へぇ~」と興味をもって読めた。
イスラム教を知らない日本人もこれを読むと
「私たちと一緒なのね~」と改めて知ることが出来るかも。

 

 

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