切手を剥がすのにハマっている。
切手を剥がして、コラージュに使ったり、
クラフトに使ったりするわけではない。
実は、夏休みの自由研究にしようと思っていた。
切手は各国の歴史的人物や建造物がデザインされていることが多いので
切手一枚からわかる、その国について調べよう!と。
夫といろいろ自由研究にこんなのはどう?とこどもたちに提案してみた。
理系の夫は実験ものを提案
文系の私の自由研究は社会科系の自由研究を提案した。
「祖父母や親戚に聞いて祖先をどこまで辿れるか?」
「考現学をやってみよう。」
そして、「切手で世界の国を知ろう」などなど…
残念ながら、我が家は私以外はみ~んな理系のようで、
三人とも実験系を選んだ。。。
いいわよ、一人寂しく勝手に自由研究するから、と
集めた切手を眺めていた。
ポスクロで受け取ったハガキからの切手が多いので
ロシア、ドイツ、アメリカが多い。
ロシア切手、こういうデザインばかりで金額が違うのね~と
見ていて気づいた。
数字の横のPって、何?
これはフランス等の切手では€マークになっているので、
ここはやはりロシアの通貨名称が入っている。
P…で始まる通貨?
ペソしか思い浮かばない。
夫に聞いたら、「ルーブルでしょ?」と。
ルーブル?それって、ルーヴル美術館?
フランスじゃん~!!とバカにしていましたが、
ええ、私がお馬鹿でした。
ロシアの単位はロシア・ルーブル。
知らなかった…。
でも、どこからPはきたんだ?と調べると、
ロシア・ルーブルの表記は ロシア語でрубль。
Pだったのか!!とものすごい衝撃を受けた。
ロシアからの手紙をよく受け取る人なら知っているだろうけれど、
ロシア人、切手の重ね貼りをよくする。
よくするどころか、それ標準?スタンダード?っていうくらい。
日本でこんなことしたら、怒られまっせ!
なんでロシア人は切手を重ね貼りするんだろう???と
以前からずーっと不思議に思っていたけれど、
ネットで検索してもでてこず、不明のまま。
先日、ロシアのパルと「手紙がまだ届かないわ~」という
Eメールをしていたとき、ふと切手の重ね貼りのことを
思い出し、画像添付した上で、
「なんで、切手をこうやって貼ってるの?」と聞いてみた。
すぐに返信が来た。
ついに、ついに…ロシアの切手の重ね貼りの意味がわかるわ~!と
胸のときめきを抑えつつメールを読んだ。
「えっ?それって、普通でしょ?
何が聞きたいのかわからない」と言われた。。。
ロシア切手の重ね貼り、なぞのまま。