ショコラ日和

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ポワロの最終回に口あんぐり

名探偵ポワロ』の最終回を見た。

 

名探偵ポワロ 全巻DVD-SET

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ミステリーをあまり見ないので、
古畑も相棒もほとんど観てない。
古畑を観ていたとき、祖父が「ポワロの真似だな」と言っていて
そうか、ポワロって、こんな感じか~と思っていた。
何度かポワロを観たけれど、私はポワロより、
ミス・マーブルのほうが好きだし、
ミス・マーブルよりブラウン神父のほうが好き。

昨日、ポワロの最終回を見た。
ポワロ、2013年に最終回を迎えたらしい。
25年間、続いていたことにびっくり!

そして、その最終回、意外に面白かった。
特に後半…「えぇ~?!そんなのあり?!」なことが
目白押しで…
これを本当にアガサ・クリスティが考えたというのだから、
すごいわ~と感心した。

以下、少々ネタバレになるので、
「ポワロファンで最終回を楽しみにしている!」
という人は読まないように。




実は、最終回でポワロが殺人者になる。
ポワロが殺した人は”心理的殺人教唆”を繰り返した人で、
それを”処刑”する。
まさに”処刑”のやり方で。
それだけで、口あんぐり。
最終回ではポワロは車いすに乗っている。
数作品しか観ていないので、ポワロが車いすになった理由も
知らないけれど、
「実は…歩けました!」と、ポワロが歩いて犯行に及んだり…
アリバイ工作をする。
その上、ポワロが口ひげは付け髭であることを告白。
もう私の顎が外れた。
「知ってた?!知ってた?!」と夫とロンドンのパルに話すものの
どちらもあまりポワロに興味がないようで
(いや、私もそれほど好きでもなかったはずなのに)
感動が薄い。
一大事件ですよ。
号外でるレベルだって!と一人驚いたけれど、
2013年にイギリスで公開され、2014年には日本でも公開され、
そして現在は2017年。
私、遅すぎたのかしら。
ミステリーの禁じ手盛りだくさんだった気がするポワロの最終回、
観る価値アリ!

 

 


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