ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

中国の思い出

中国の女子高生と文通中。
「メイさんが切手を好きだと書いていたので、
かわいいお花の切手を貼りました。」なんて書かれていて、
久しぶりに初々しい高校生~!で嬉しい。

 

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「中国にかれこれ20年前にホームステイした」と手紙の中で話すと
「カルチャーショックは?中国の思い出は?」と聞かれた。

かれこれ20年前で、しかも私は河南省というところの
更に田舎へと行ったので…と前置きしつつ、
トイレがすごかった!
ドアも仕切りもなかったのは当然として、
横に3つ穴が掘ってあって…その3つの穴が合流して流れていく…
というのが丸見えなんです!
お隣からなにか流れてきた~!!と目の前を流れるものにびっくりした、
なんてことでは終わらせてくれず、
トイレの順番待ちをすぐ後ろでする。。。
「つれションなんて、かっこ悪い!」と思っていた私が
ホストマザーやホストシスターにいつも
「トイレついてきて!」と頼んでましたから。
「後ろに並んでおいたらいいんでしょ?」と笑われた。
笑われても頼む!知らない人にお尻丸出しのときに
後ろに並ばれるよりはマシ!

買い物に行ったら、
「ここのトイレはきれいだから、メイメイ、いまトイレ行っておき!」
と言われて、トイレに行って、
「うそ~!!」と”きれい”の日中の違いに絶叫したこと数回、
日本語を話せないホストマザーが「うそー!!」だけは日本語で覚えた。

信号もなく、車の隙間を大人数で横断するのが常だったのだけれど、
独特の呼吸でみんな横断する、「いまだ!!」と。
日本人からしたら、
「いやいや、ひかれる、どうみても無理!」なタイミングなので
私は取り残され…
取り残されること数回、横断のときは右にホストシスター、
左にホストマザーでこどものように腕をつかまれて横断。
「ぎゃ~!!」って叫びながら…。

反日感情に怯えながら行った20年前、
ホストシスターのおばあちゃん(当時80才くらい)に会いに行ったときは
「多少の非難は受け止めなければ!」という覚悟で行った。
でも、「遠いところからよく来たね~」とスイカを出してくれた。
中国料理の香辛料が受けつけなかったとき、
スイカは甘くておいしい!とスイカをすごく食べた日があり、
ホストマザーが「メイメイはスイカ好きだから!」とおばあちゃんに
伝えていて、おじさんがスイカを買って来てくれていたらしい。
その後はみんなでカラオケに行き、テレサ・テンを歌ったり。

せっかく買ってもらったスイカだし…とスイカをせっせと食べたら、
その後に連れて行かれたおじさん宅でも、
ホストシスターの友達宅でも、
「メイメイはスイカ好きだから」と伝わっていて、スイカ責め…。

新しく文通相手になった中国人の女子高生にとって私が最初の日本人らしい。
私が初めて会った中国人は素敵な人たちばかりで、
中国を好きになった。
彼女も私を通して見聞きする日本、
好きになってくれたらいいなぁと思う。

 

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