ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

親の影響

アメリカのパルと”親の影響”について話した。
彼女が不思議なことのひとつに、彼女と彼女の夫は信仰心がそれほどないのに
なぜか彼女の三人のこどもの信仰心が篤いこと。
信仰心が篤いことは、特段悪いことでもない気もするけれど、と
彼女も私も思ってはいるけれど、
”程度による”ということなのかもしれない。
信仰心の篤い両親の元に生まれたこどもの信仰心が篤いことは
全く不思議ではないのに、
なんで信仰心をそれほど持ち合わせてない私のこどもたちが
あんなに信仰心が篤くなったのか…と疑問らしい。
確かに信仰心は親からの影響を濃く受け継ぐものかもしれない。

アメリカのパルの子どもたちは末っ子で大学生だけれど、
我が家のこどもは小学生なので、
こどもたちからの質問はそのまま親からの質問なのだろう、と思う。
知り合いのママさんは兄弟で8つ離れた子を産んだ。
「間違えてできてしまった子や!」と弟くんが学校で友達にからかわれ、
泣いて学校から帰宅したらしい。

それは、明らかに子どもの発想ではない。
子どもの後ろの親がそんなことを言うんだわ、と私も
話を聞いているだけで怒り心頭した。
ここにも”親の影響”を感じた。

そんなとき、花子が学校から帰ってきて私に聞いた。
「お父さんって、ヤ○ザなの?」と。
はぁ?誰がそんなことを言ったの?
怖い顔しているからヤ○ザ?
そんな安直な発想ありか?と失笑してしまったけれど、
こどもの発想ではない。

花子に外見で人を判断する危険性について語ったら、花子が言った。
「知ってる?第一印象が大きくて、
第一印象を覆すには2時間以上かかるのよ」と。
なにそれ?そんな心理学、どこで読んだの?と驚いたけれど、
図書館の心理学の本で読んだらしい。
事実です、第一印象は大きい。
「だから、私は初めて会う人にはとても気を遣っている」と
花子が言う。
そして、花子が続けて言うには…
ええ、私ではないですよ、花子ですよ、
「お父さんは第一印象に失敗したってことやな。」と、きつい口撃。
花子がどんどん私と同じになっていく…と”親の影響”を感じた。

にほんブログ村 その他生活ブログ 手紙・はがきへ
にほんブログ村