ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

英語になった日本語?

sushiやteriyakiのように英語でもそのまま使われる日本語がある。
サウスカロライナ州のパルはedamame(枝豆)も、
sushiと同じで大好きでよく言う日本語だと言っていた。

海外文通をしていて、日本語で伝えたいことを
同じ意味の英語を探すこともあれば、そのまま日本語表現で使うこともある。
例えば、万年筆などのインク沼。
swamp of ink collecting、と表現したところ
カナダやアメリカのパルたちから「うまい!!」と言われた。
インク沼、私が言い出したわけではないけれど。

ほかにもアメリカのパルたちが気に入って使うのが
become a panda(パンダになる)。
卒業式、卒園式ではママたちがパンダになるの、と
手紙の中で使ってから、彼女たちも気に入ってこの表現を使う。
涙でアイラインが落ちて目の周りが黒くなるのは万国共通で
言い得て妙なのだろう。
泣ける映画を見て、”became a panda."(パンダになった)と
アメリカのパルたちも使っている。

バージニア州のパルがくれた手紙の中に、
”empty nester"という表現があった。
emptyは空、 nesterは巣なので、空の巣。
彼女はこどもたちがみんな18歳を過ぎ、家を出て、
ぽっかりと空白になった家の中が静かすぎて慣れないらしい。

こどもたちが巣立った後になにもできない空の巣症候群、
日本でも話題になったし、以前、私もその話題をしたことがあり、
これも私が伝えた日本語かと思ったら、
こちらはれっきとした英語で
「主にアメリカで使われる」と辞書にもあった。

彼女は私が「長い、とにかく長い!けれど、心を捉えて離さない!」と
絶賛した『源氏物語』を読んでみようと思っているらしい。
宇治十帖まで辿り着けたら、あらすじを教えてもらわなければ、
宇治十帖、何度読んでも人間関係が頭に入らない…。

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