ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

日本語レッスン

ロンドンのパルが大学院生となって、
再び日本語を勉強中。
今回は宿題の量がすごいらしく、日々、宿題に追われている様子を
ハングアウトで教えてくれる。

そして、日本語なので「ちょっと質問いい?」と
日本語についての質問を受ける機会も増えた。
「英語は文法が怪しくても、日本語は自慢じゃないけれど完璧!
漢字も得意よ。」と答えたら、

「去年、病気だったとして、病気のときのことを語るときは
”病気のとき”?それとも”病気だったとき?”」

・・・えーっと、もっと正解がわかりやすい問題はないのか?
私だったら「病気のとき~だった。」と語りそう。
でも、心配なので夫にも確認し、
「病気のとき~だった。」という言い方をしそうだ、という結論になった。
「病気だった時~だった。」でも別に違和感はないような…
文法的に正解って、どっち?と私も混乱中。

長文翻訳が10点の配点で文法ミス、漢字ミスと減点方式らしい。
減点はされたくないから、と彼女が和訳したもののチェックをして~と
彼女の和訳を見せてもらった。

I like grandparents very much.という英語、
(私は祖父母がおおきに好きです)となっていた。
・・・関西弁?
おおきに好き、より”大好き”のほうがいいよ~と伝えつつ、
方言がありなら、”ごっつう”とかっていうのもありよ~、
ちなみに岡山弁で言うなら「でーれー」で、と伝えたら、
「方言も減点対象だから。」と言われた。

えーっと、さっき私が和訳した日本語、もう一回見せて。
どこにも方言使ってないよね?
標準語になっていたかしら?
もし、これで減点になったら…ごめん、と先に謝っておいた。

「あんこが大好きです」と言おうとして、
「うんこが大好きです」と言ったロンドンのパルに
「発音が難しい単語のひとつですね。」とさらりとかわし、
その発言をことさらに取り上げなかったことに
「もうファン!!」とロンドンのパルは大好きになっていた
その日本人の日本語の先生にまた教えてもらっているらしい。
私の中ではダンディーな男性のイメージですが、
「日本人の年齢は本当にわからない!」とロンドンのパルには
年齢不詳らしい。

その先生もロンドンのパルをかなり若く思っていたようで、
去年のことを「私が〇才のとき…」という日本語作文を発表させ
ロンドンのパルの実年齢が先生の想像以上に上だったため、
謝罪したほどらしい。
「先生を困らせてしまったわ~」とロンドンのパルから聞き、
ますます良い先生ね~と評価が上昇中。
ハリウッドの男性俳優に全く興味のない私たち、
〇〇先生は私たちのちょっとしたヒーロー。

 

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