ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

早業?

チェコのパルに「亡くなった祖母が夢枕に全く立たない。」
という話を手紙の中でした。
生者に言いたいことがあるとき死者は夢枕に立つって
日本では言うのよ~と説明も付け加えて。

フィンランドのパルがフィンランドでも死者は
伝えたいことがあると夢に出てくるわよ、と言っていた。
彼女のパパも一度も夢にでてこないらしい、

チェコのパルの祖父母はたまに夢にでてくるらしい。
チェコのパルはイギリスに留学してから
なかなか行くこともないまま祖父母が亡くなったことをずっと
後悔しているらしい。
「でもね、夢の中で祖父母は笑顔で、私はいつものように
祖父母にお茶に呼ばれるの。」と書いていた。

祖母の葬儀後、火葬場にいると次々と霊柩車がやってきた。
火葬場の待合室にいると、
「3番、焼き上がりました。」というような放送を聞き、
パンちゃうんねん!!と、こどもたちと突っ込みながら
毎日、こんなに幽霊は増えないだろうなぁ、
よっぽど思いのある人だけ残っていくのかしら?と思った。

どうも信仰心に欠ける私とは対照的に、なんだか年々信心深くなる
妹が妊娠したらしい。
「おばあちゃんの生まれかわりよ!」と言っていた。
ちょっと待て!
いま生まれ変わりって、お葬式の後すぐくらいには
生まれ変わっていることになって…
それはもういくらなんでも早すぎでしょ?と突っ込んだものの
「生前に徳を積んでいたのね!」と言われた。
えっ?徳を積んでいたら葬儀後すぐに復活?!
輪廻転生はロマンがあるとは思うけれど、
衣装早着替えではあるまいし、さすがにそれは…と思いつつ、
それなら四十九日の法要、いらなかった?とすぐに思ってしまった私。
「おばあちゃんの名前からつけるわ~!」と妹は盛り上がっていた。
・・・おばあちゃん、お早いお戻りで。

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